配信者の顔バレから疑心暗鬼と恐怖が連鎖するホラーADV『Parasocial | パラソーシャル』【Steam】


Steamのゲーム"Parasocial | パラソーシャル"をご紹介。

前作「夜間警備」や「ヒトカラ」等と同じ、もう既にお馴染みになったChilla's Art(チラズアート)さん製。

今作は配信者活動で恐ろしいことが起こっていくというストーリーで、アクションありミニゲームありで総集編のようなシステムになっています。

こちらの記事は紹介だけで、以下の攻略的なことは別の記事にまとめています。


ゲーム紹介

※Ver1.02
今作は女性Vtuberが主人公。

Vtuberと言えばもはや新しい配信スタイルとして定着した感がありますが、一応説明しておくと表情や動作をカメラでトラッキングし、自分の代わりである架空のキャラクターと動きを同期して配信するというものです。
この主人公の場合は元が非常に美人なので素で配信した方がウケるんじゃないかと思うのですが、自信が無かったりそもそも造形がどうであろうとプライバシー的に顔出しを好まない配信者もいるので、そういった方が表情を伝える手段としてキャラ化は有効であり、この方もそういうタイプなのでしょう。

だからこそ"中身"の秘匿は超重要。

それがひょんな事から漏れてしまい、そこから恐怖に巻き込まれていきます。
本作の特徴として、ゲーム配信をする際にプレイヤーが操作するゲーム内ゲームが搭載されているというものがあります。
チラズアート過去作「赤マント」風のものやオリジナルゲームまで種類は様々。

現実の視点を操作することで画面上の「千羅ニナ」(チラズだから読みはチラ、と見せかけてセンラ)もその方向を見るという細かい作り込みもあります。
さらに、同じく過去作「閉店事件」の舞台となったチラズコーヒーに立ち寄る機会があるなど、シリーズを通してプレイしているユーザーが嬉しくなるような演出が。
当時の主人公らしき人物に、船橋やどこかで見たお客さんも登場。
さらにさらに「夜勤事件」を思わせるコンビニ店内が出てきたりもします。
今回のサポーターコンテンツはここにまとめられていますね。
※本だけでなくお菓子類等にも有
周囲には親友に元カレ、怪しげなフード男に管理人や配達員まで…おそらく過去一登場人物が多いかもしれません。

悪意を持って纏わり付くストーカーが一体誰なのか、どいつもこいつも怪し過ぎて正体が掴めない不気味さがあり、疑心暗鬼で心が埋め尽くされるキツさというものを感じます。
今作も当然の如くマルチエンディング方式で、数は2つ。

途中セーブ自体はないもののチャプターを選択して始めることが可能で、エンドと実績の回収は楽にできるシステムになっています。

ここからは個人的な意見になりますが、"ストーカー"というテーマが2度目なことを始め、色々と過去作に絡んでいる要素があるので「過去作既プレイだと嬉しくなるのにストーリーに既視感を感じやすくもなる」というのが少し残念と言うかもったいないポイントかも。

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