"One week, My room"というフリーゲームをご紹介します。
作者はサークル 常夜灯さん(処女作)。
たった五分の一週間。たった八畳のクローズドワールド。
部屋から出ることの出来ない子供を、取り巻く世界を、1日1つだけ物を調べて救えるかというゲームです。
ゲームのデザインからは「CONAN ROOM」が思い出され、システムとしては「ゆめにっき」に近いものがあるでしょうか。
雰囲気はホラーに近いものですが、むしろ現実の重いテーマが主題となってプレイヤー側が考えるものとなっています。
ダウンロードとプレイ方法
まずは以下のサイトURLへ。https://www.freem.ne.jp/win/game/14961
ゲームページ下部にある「Windows」から「ダウンロード」をクリックすることでダウンロードが始まります。
終わったら解凍して「One week, My room1.1」というアプリケーションを起動すればゲームスタート。
ゲーム紹介
※この記事では極力ネタバレなし
12月25日から1週間、主人公の子供が部屋の中だけで過ごします。
ゲームのルールとしては、ピカピカ光っている部屋のオブジェクトを1つ調べて次の日へ、という感じです。
「押入れ」や「ゴミ箱」のように、調べると連動して新しいものが調べられるものも。
物を調べることで出てくる地の文により、この子の家庭環境や学校での様子がなんとなく理解できます。そして特定の日付で自動的にエンディングへ。エンドは全部で3つのマルチエンディング式、バッド2つのトゥルー1つです。
しかし、このゲームの本当の醍醐味はエンディングをコンプリートすることでなく、その後に開放されるTipsを集め読み込むことでストーリーの謎を解き明かすことでしょう。
もちろんトゥルーエンドを迎えこの家族を救わなければなりませんが。
真エンドを見るには、特定の日に特定のものを調べる必要があります。おそらくバッドエンドを見る度にどうすればいいのか察しが付くと思われますが、そういった意味合いもあり周回前提。
どうすればいいのか分からない、という方は
・アレが入って来ないためにはどうすればいいのか
・この子が自分から死を選んでしまうキッカケは
という2つのことをヒントに。
ただし、できればTips8の「おにいちゃんへ」を開放して読んでからトゥルーを迎えるようにしてください。一部主人公の行動の意味が分からないところもあるので。
Tipsの開放はエンドが条件のものとクリアでランダムのものがあるのでしょうか?
それぞれのエンド1回、それに加えバッドをさらに1回ずつで全て開放されました。
考察については、こちらの記事にてまとめております。
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