『CONAN ROOM』恋人を殺された男のループ式ホラーゲーム…エンディング分岐攻略


おそらくP.T.をヒントに作られている"CONAN ROOM"というフリーホラーゲームが楽しかったのでご紹介を。

作者はじゃむさんっぽいど氏

洋ゲーではP.T.オマージュはたくさんあるのですが、(そもそもは日本初なのに)和風となると珍しい感じがして印象に残りますね。

あらすじとしては、

廃れた集合住宅に越してきた
仕事漬けの青年と売れない絵描き。
それでも彼らは幸せでした。
あの事件が起きるまでは。  (公式引用)
というもの。

大切な人を失った主人公が部屋を延々と彷徨うというゲームです。

寝室に置いているノートをループのたびに見ながら、主人公たちの心情を紐解いていきます。

ベッド脇の棚には2人の写真もあります。

廊下には電話途中のドア(基本は開かない)が2つ、玄関らしきところを開けると…

地下へ降りる階段があり、ここの先がまた寝室に繋がって1ループ。

これを繰り返していきます。




ダウンロード方法

プレイにはまず下のリンクから。
https://www.freem.ne.jp/win/game/19298

『→ここをクリックして「CONANROOM」をダウンロードする!』というところをクリック→次のページで同じ文をもう一度クリックすればダウンロードが始まります。

操作方法は移動が矢印キー、決定がエンターキー、メニュー画面がXキーです。

洋ゲーのようなWASD移動ではないので注意。

コントローラー操作にも対応しています。




ストーリー

基本はループを繰り返すだけです。

ベッド脇にある写真にも注目しましょう。

最初は電話が鳴っていますので、廊下に出て受けます。
友人からの心配する電話でしょうか?

2人ともやたらイケボです。

ただ、「しばらくそばにいてやれよ」とはどういう意味なのでしょうか…?

ループするごとにノートの文言は変わっていきます。
とある先入観を持っていると、これは誰の言葉なんだと混乱するかもしれません。

それらについては全てのエンディングを見れば分かるような作りになっています。


ある一定のところまで進むと、階段へ向かう扉が開かないタイミングがあると思います。

その時は寝室へ一度戻りましょう。
ちょっとショッキングな光景なのでモザイクを。

その後ロックされていたドアは開くようになります。

そのままループを繰り返すと…寝室から出れなくなります。
これが最初に100人中99人が辿り着くと思われるエンディング。


ノートの文章を辿っていくと、仕事に行っている間に恋人が殺害されたという過去があったことが分かります。

主人公はその自責の念に取り込まれていて、文字の崩れから段々精神が壊れてきていることも見て取れます。

悲しみのあまり思い出のあった部屋に閉じ込められた…という感じでしょうか。

ただ関係性などこのエンドだけでは完全には分からないので、違うエンドも探してみましょう。


全エンディング分岐

このゲームのエンディングは全3種類です。

特に条件が無いエンディングはCルートなので、残りの2つの分岐点を解説します。

過度なネタバレは出来るだけしないよう考慮しますが、一応ご注意ください

分岐点

エンディングの分岐はここです。

12~15ループ目くらいだと思われますが、ノートに「守ってあげられなくて悪かった」と記してあるところ。

廊下がデロデロになっているはずです。

この時、電話を3回ほど掛けましょう。

繋がりませんが、それで大丈夫。
ベッドに恋人(この人がCONAN?)が現れ、話しかけることで回想シーンを見ることができます。
ここは階段へ続く扉を開けてもまた廊下に出ます。

廊下の椅子に出現しているCONANに話しかけて再度回想を見ましょう。

その後寝室へ戻りますが、そのまま階段へ向かい普通にループの手順を踏むとBルートへ。

部屋の中心から不穏なものがぶら下がっていますが、ノートを複数回調べると進行します。

まあ予想通りなんですが…やりきれないですね。


最後のAルートは、電話を3回→廊下のCONANに話しかけるところまで同じ手順です。

その後、廊下のドアをガチャガチャ
開くまでの回数はランダムっぽい?
ダイニングキッチンに入れますので、ノートを読み包丁を取得します。

出たら寝室へ行きノートを読んだあと、階段へ。
これでAルートエンディングへ。

スタッフロールではおそらく作者様ご自身で歌っていると思われるテーマソングが流れて背景も変わっていますので、これがトゥルーエンド…でいいんですかね?


ここからオープニングの途切れ途切れニュースに繋がるわけです。

実はあれはCONANが被害に遭ったニュースではなく、このエンディングの事件の報道という仕掛けでした。


ちなみにダイニングキッチンに入っても包丁を取得せずにループした場合、前述のBルートエンディングへ分岐しますのでご注意。


最初にプレイした時は、ノートの1人称「私」ですっかり恋人が書いたものと思い込んで混乱しましたが、あれは全て主人公が書いたものだったんですね。

大事だと思う気持ちも、恋にも性別なんて関係ない、というゲームでした。

犯人の「女なら誰でもよかった」というセリフはなんだったのか…。

見た目も声も中性的で分からなかったというだけならいいんですが、もし私の理解が及ばなかった真実が隠されていたら悔しいですね。



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