『公衆電話』もう1つのトゥルーエンド「不幸のエンディング」攻略と考察


"公衆電話"の2つめになる攻略記事です。

真実エンディングバッチを集めての隠しエンディングまでは載せたのですが、最近になってさらにエンディング分岐が隠されていることに気が付きました。

その名も「不幸のエンディング」(?)。

せっかくですので、大分時間は経ってしまいましたが記事にしていこうと思います。

他のエンディング攻略の記事は以下。
【ネタバレ】「公衆電話」のガチ攻略!隠しエンドまで
当然ながらネタバレですので注意。

もう1つ、こちらは病院の番号を知っているところから始めますので、その前までのルートは上にあるリンクからご覧ください。

プレイは以下のサイトから。
https://novelgame.jp/games/show/1059



「公衆電話」不幸のエンディング攻略

準備

まずは、真実の断片を集めて町川市民病院の電話番号「180505」をゲットしてから…。

「##」を2つ頭に付けて過去の病院に電話を掛けます。

電話の向こうの職員さんがこちらを間違えているようです。

「まんぷく屋」さんというお店の名前が。

この後切れてしまうので、もう一度掛けます。
実は「まんぷく屋」というお店は主人公が閉じ込められる直前に飲んでいた居酒屋のようで、そこに電話すれば何か分かるかも。

ということで番号を教えてもらいます。
まんぷく屋の番号「059630」ゲット。

ここで残りの10円はどこに掛けても脱出はできませんのでお好きな所に。


1.放浪エンド

過去のまんぷく屋「##059630」へ電話。

開店したばかりくらいの時期で、若かりし店長に繋がります。
やたら手を広げた商売をしている様子。

どうやら悩んでいるようです。

切れた後もう一度過去まんぷく屋へコール。
店長の身の上話を聞いた後、主人公にある暗い考えが浮かびます。

「この店が無くなったら未来の自分の行動が変わるかも」

「店に行かなければ閉じ込められる未来も無くなる?」

ということで選択肢。

『この店はクソだ』を選びましょう。

心が痛みますが、それで店長も店を畳む決意をします。

その後、現在のまんぷく屋「059630」へ電話。
お店には繋がりません。

しかし、次に主人公が目を覚ますと自室。

公衆電話に閉じ込められるという出来事は無かったことになったようです。
その後、タクシー運転手に転職、自分で閉店に追い込んでしまったあの店の親子を探すという人生を歩みます。
不幸の大断片「・・55・・」入手。


2.偽善エンド

過去のまんぷく屋「##059630」へ2度かけた際の選択肢で『鳥料理、始めませんか?』を選択。

店長に(本来必要の無い)アドバイスをし、10年後への種を蒔いておきます。

そして現在のまんぷく屋「059630」へ。
電話が繋がると、疑うことなく快く対応をしてくれます。

息子さんや常連の方と一緒に探してくれるよう。
しかし、衝撃の事実が。

どうやらこの主人公はただ飲んだだけでなく、相当な酔い方をしてお店に迷惑を掛けていたことが分かります。

10年前の電話があったことで恩人とはなっていますが、それは真っ当なアドバイスでは無かったことで主人公のモヤモヤは晴れていません。
不幸の大断片「・・・・35」入手。


3.疑惑エンド

最初から現在のまんぷく屋「059630」へコール。

電話に出るのは店長の息子さんですが、酔って暴れた内容を聞かされます。

マジで相当酷い。

文句を言いたくもなるのも分かりますが、それだけで電話が切れてしまうのでもう一度掛けます。
当然、まずは謝罪を。

お客様は神様でも疫病神かもしれませんねなんて上手いこと言われてしまいます。

そもそも「お客様は神様」という言葉は発信者の意図とは違う風に広まってしまっているんですがね。

切れた後、三度まんぷく屋へコール。
少し溜飲が下がったのか、もう一度店に来てちゃんと食べていけ、と言ってくれます。

そのために近くの電話ボックスを探してくれると。

そして無事見つけ出し、病院に連れて行ってくれます。
後日店に謝罪とお礼に伺いますが、店長超優しい。

この器があればお店も繁盛するのが分かりますね。

泣けるエンディングの流れで終了、かと思いきや衝撃の言葉を聞かされます。
なんと問題の日、お店には姉が迎えに来ていたということ。

介護を押し付けたと思ったら居酒屋で泥酔して迷惑を掛けている弟を見た姉の心境は如何に。

主人公の脳裏にある疑念が浮かんできてしまいます。
不幸の大断片「*6・・・・」入手。

これで断片が揃いました。

頭の文字は伏せられているわけではなく、電話の「米印」です。


不幸のエンディング

大断片を繋ぎ合わせると、「*65535」

一部の人たちはアレ?と思う文字列かもしれませんが、作者様がプログラマーさんか何かなんでしょうか。

満を持してこの番号にコールしてみます。

突然電話のベル音が鳴り響き、それが近づいてきます。

意識がブラックアウトし、目覚めるとそこは遊園地…。

小さな子供が寄ってきます。
自分のことをお父さんと呼ぶ子供。

そして近くに来た女性は早瀬ユキさん。

福田とはどうしたのでしょうか。

とりあえず、今は主人公の妻となっているようです。
先程のコール音は娘が持っていた電話に掛かり、その音で目が覚めたのでしょうか?

この状況に混乱します。

あまりに自分に都合のよい事実に、頬をつねってみますが…。

痛くない。


これで『公衆電話 完?』です。


考察

主人公を電話ボックスに閉じ込めた犯人は「姉」でほぼ確定だと思われます。

自分のスマホに掛けた時に

どこかで聞き覚えのある声」というヒントが出ることに加えて、疑惑エンドでのエピソードは決定的です。

姉の声が「聞き覚え」程度かは微妙ですが、しばらく家に戻ってなければそんなものかもしれないということで。

「考えるチャンスはやった。胸に手を当てて自分の人生を思い返してみろ」みたいなことをスマホで言われますし、こういったことを言う動機があるのは姉だけですしね。


さて、不幸エンドについてなんですが…これは病院のトゥルーエンドに続き夢オチに見えます。

しかし、わざわざ「不幸」と銘打っている以上ただの夢ではないようです。

夢ということはほぼ確定していますが、じゃあ本人は今どこで眠っているのか。

おそらく電話ボックスの中に閉じ込められたままなのではないかと思います。

本人が理想とする「幸せ」に取り込まれたまま、目覚めることはないのではないでしょうか。

空虚な永遠の幸福、つまり「不幸」なエンドということなのかなと考えました。


戸愚呂兄みたいだなぁ…と。ちょっと違うか。



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4 件のコメント :

  1. 深いな〜姉の復讐劇か

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  2. 自力で主様と同じとこまで行きました。
    姉との和解エンドがあるのではと色々試しましたが無さそうですね。

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    1. ちょっとメタ的な視点で言うと、過去の自宅へ電話のパターンは使ってしまっているので和解ルートは難しそうですね…

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