『ママにあいたい。』中盤~全エンディング攻略と簡単な考察


問題作?のフリーホラーゲーム"ママにあいたい。"攻略とエンディング回収をやっていきます。

トゥルーエンドの考察も簡単に。

一応ここをご覧になっている方はある程度ゲームがどんな世界観なのかを知っていると思うのですが、ネタバレしかありませんので注意です。

前回紹介記事を載せましたが、詰みやすい最初のカンシからの逃げ方についてはそちらに載せてあります。
問題作ホラー?『ママにあいたい。』ダウンロード方法と序盤の攻略まで

エンディング分岐前までの攻略

今回は中盤から。

とはいってもあまり中盤からゲームオーバーポイントはありません。

1度目のカンシ襲来後の流れは、

器を探す→器をくれるのはめだまさん(最初の部屋の下)、兄に器を縛って貰ってから汲みに

3番目の脳を移植してもらう
※トゥルーエンドを見たければここでセーブ作成しておくこと


兄と話した後、絡んでくるタネのマップへ、かくれんぼスタート

画像矢印の場所に1回目、

2回目はマップ右端の妙な膨らみ部分、選択肢はどちらでも大丈夫です。

その後マップ左に移動して人影を追いかけますが、兄のいるところまで移動してから出る→めだまさんの部屋までという動線になります。

2番目との会話後、「どこに隠れるか」という選択肢はその後に影響しませんが、挿絵グラ2枚が変わります。

・めだまさんの後ろ
・ベッドの下
その後は兄と会話→絡んでくるタネがいるところへ

2回目のカンシ襲撃が来ます。
ここは戻らず右へ→2体に増えますが避けてさらに右、とマップ移動します。

3番目との会話後、下の部屋へ移動。

段ボールを調べて兄の足をゲットします。

それを兄のところへ持っていくと「怪しい所を調べてこい」と言われてめだまさんの部屋に行くわけですが、ここからの選択でEDが分岐します。



各エンディング

エンディングは全3+1個

上の画像の場面の選択肢で変わります。

では上の選択肢から。

ED1「刺客」

1番目のお兄ちゃんに腕を探してもらいますが、箱の中身は変なグッズがあるとのことで見せてくれません。

腕は無いと言われます。

その後、兄のところへ→不在、タネが全滅。

右へ移動していくと、兄?がいて下へ案内されます。

しかし途中のぬかるみに足を取られたところに雨が降ってきて…。
一番謎めいたエンディングです。

まず1番目の兄が箱を見せてくれなかったのは何故か?

見せてくれなかったことで、兄はそこに腕があることを知っていたのが分かりますし、それは2番目と4番目が組んで行ったことも知っていたということです。

溶け始めているのを見せたくなかった、もしくは基本的には2番目の考えに同調しているということでしょうか?

あとは途中で現れた兄?は誰だったのか?

足の傷、片目、黒い目と外見は兄のものですが、最後の脱出経路(産道?)を「通ったことがある」と言っています。

そしてエンディングの絵。

カンシと共に兄が出ていく絵です。

これは兄が4番目に乗り移られたことを表しているのでしょうか?


ED2「いってらっしゃい」

2番目のお姉ちゃんに腕を探してもらう手伝いを頼みますが、断られてしまいます。

その後、3番目と会った部屋へ。

・4番目と組んで双子共々殺そうとしていたこと

・4番目とカンシは融合していること

・このまま母親に2人で会いに行けば共倒れになること

・今この世界は崩壊しようとしていること


上のようなことをお姉ちゃんから聞かされます。

どちらか1人しか出られないことを話すため兄の元へ。

ここの選択肢は、トゥルーエンドへ向かっている時のみ関係してきます。

ステータス画面で「???」が2つ以上ある時はどちらを選んでも大丈夫です。

話し終えたら、先程姉と話した部屋から下に行き、モニター?の前にいる姉に「2人で出る」と決意を伝えます。

そうすると外に雨が降ってきますので、魂の3人が様子を見に行くことに。
1番目、2番目、3番目誰の様子を見るかという選択肢が出ます。

ここもトゥルーエンドには関係してきますが、そうでない時は誰を選んでもエンドに影響はありません。

ただ、強制的に「ママの声」を聞かされることにより選んだ人物の背景を知ることができます。
全員分見るとストーリーをより深く理解することができますが、どれを見ても精神はゴリゴリ削られます

全員ルートは同じで、最初にめだまさんがいた部屋が目的地。
なんかデカい怪物が消えた後、それぞれのキャラクターと母にちなんだものがそこに残ります。

1番目は鉄パイプ、2番目は紙とシャーペン、3番目は傘ですが、これらを取ることがストーリーを進めるためのフラグに。

4番目との会話の後、カンシから自動で逃げますが選んだキャラクターはあとちょっとのところで力尽きてしまいます…。
あとは動けるようになったらひたすら下に逃げるだけ。

カンシに捕まるとゲームオーバーです。
そんなに難しくはありませんが、心配なら動けるようになる場面で横に最後のセーブポイントがありますのでそこでセーブしておきましょう。

4番目とカンシの話を聞いたり、仲間が逃がしてくれたり…。

もうすぐそこ、というところまで来た時、兄からもある告白を聞かされます。
兄は元々外で生きていく力はありませんでした。
最後に自身の腕と希望を弟に託し力尽きます。

そして弟は1人だけ母親の元へ。

ED3「一緒に」

3番目のおねにいちゃんに腕探しを手伝ってもらいます。

しっかり腕は入っていますが、それはもう溶けかけていて再生は難しいものでした。

その後、最初に3番目に会った部屋の下へ行き、めだまさんに話を聞きます。

体を隠した理由と2番目のお姉ちゃんの話が出るので本人に確認しに行こうとしますが…。

部屋の入口を閉ざされ、兄の元へ向かうとそこにいたのは…。


これでノーマルエンドは全てです。



トゥルーエンドへの行き方と考察

最後のエンディングは、ED2から派生する後日談的なものになります。

なので選択肢は腕を探してもらう場面で2番目の姉に頼みます。

が、その前にあるアイテム?を拾っておく必要が。

序盤でタネを助け、3番目の脳を貰った直後にめだまさんの部屋へ。

左下にある、非常に見にくい「あるもの」を取得します。

なんだこれ…と思いますよね。まず誰のだ。

しかし重要なパーツになります。

次はシナリオを進め、腕探しを姉に頼む選択肢兄に「おにぃちゃんに行ってもらいたい」を選択。
※ここを忘れがちなので注意
誰を監視するか選ぶところでは、3番目のおねにいちゃん以外の2人どちらかを。

監視ターンが終わったら、最初におねにいちゃんに会った部屋から下へ行き話しかけます
この後左の箱のところを調べると、小道に入っていけます。

そこには「ショウタ」と書かれた紙が。
ステータスがこの状態でED2に向かいます。

最後の「???」は兄の腕で埋まりますのでこのまま進めて大丈夫です。
通常のエンディング後、条件を満たしていればバグったタイトル画面へ。
そのまま選択。
「どうして?」
「やっと会えたのに…」
「生太…」


これで後日談のED2+1は終了。


簡単な考察

まず全体の正直な感想として、胸糞成分過多でした。

子供たちが純粋な分、それがさらに際立っていたと思います。

「カンシ」は「監視」「鉗子」を掛けていたんでしょうね。

鉗子は母体の中にいる胎児に対するとある手術で使うことがある器具ですが、カンシの腕の形もそれを裏付けています。


母親の罪は、心変わりして「今までごめんなさい」程度では到底許されないもの。

だからと言ってトゥルーエンドでカタルシスを感じるか、と聞かれたら個人的には微妙なところです…。

自業自得、と済ませるのもアリですがスッキリはしません。

何故ああいう事になってしまったかというのが気になるところですね。

あの母親だから日常生活で本性が出て、成長する過程で恨みが積み重なった結果と見ることもできますが、最後の生太君の顔が気になります。

薄らと笑顔で、目が瞬きの後赤くなっている

これは想像でしかありませんが、赤くなっている目が片目ということで4番目が乗り移って恨みを晴らしたのではないかと考えます。

普通なら余程のことが無い限り笑顔で親は刺せないと思うのです。

実はエンディング前の最後の場面、4番目は納得していない、絶望を感じたまま退場させられたということなのでしょうか。

見えなくても生命というものはこちらが思う以上に様々なことを感じているのかもしれない、ということを考えさせられたゲームでした。


期間が開きましたが、考察のまとめ記事を書きました。
『ママにあいたい。』考察まとめ
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10 件のコメント :

  1. 自分の勝手な想像ですが拾った「うねうね」は4番目の体毛で主人公がそれを持って産まれてしまったため4番目の意思も一緒に出てきてしまい最後の生太は6番目(主人公)と4番目の意思を持っていて4番目の復讐心が6番目のママにあいたいという気持ちに勝ってしまい4番目の意思が剥き出しになってママを殺害したという事ではないでしょうか?自分はそう考えてます。

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    返信
    1. なるほど…
      そうだったとしたら「うねうね」の所有者と、それを取ることによってエンディングが変わる理由に説明が付けられるんですね。
      その仮説は想像していませんでした。

      削除
    2. 私も最初はうねうねが四番目の身体の一部だと思っていました。もちろん、正解なのかもですが、少しひねくれた考察をしてみました。
      劇中で四番目が一番目に対し「自分に五番目(六番目)の身体を提供するといったのに!」と詰め寄ったのに対し「今は無理だが心が少しでも心が揺らいだなら乗っ取る事は可能」といった意味の言葉を言っていました。
      六番目は直接の被害者ではないため、恨みの記憶は無いものの、これまで母親が大好きな兄弟たちにしてきた仕打ちの意味を、3番目から譲り受けた脳で理解してしまいます。心にいささか迷いが出るとしてもおかしくありません。そして、最後に母親への嫌悪感を抱かせてしまうのが、あの「うねうね」ではなかったかと。四番目に縮れた毛が仮に存在したとしても、せいぜい髪の毛くらいしかなかったでしょう。でもステータス画面で髪を指してはいなかった。じゃあ誰の?それは、子宮をなくすために母が荒稼ぎした際の残留物だったのではないでしょうか。兄の死と、身に付けたうねうねから、生まれたいという希望が失われてしまった所を四番目に乗っ取られたのでは?というのが私の考察です。
      なお、魂となった1~3番目を4番目が襲った理由は、もしもの為の保険として、魂のバックアップを確保したのではないかと考えています。最後に落下した四番目は、1~3を4に擬態させていたのかも知れません。で、自分はめだまさんに隠れて虎視眈々と乗っ取りのタイミングを伺っていたのではないかと推測します。

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    3. すげぇ…。

      1番目のお兄ちゃんのセリフは記憶から抜け落ちていました。

      ここまでいただいた考察の助けをお借りし、ようやく全体像が見えてきたかなと感じます。

      ご意見の納得できる部分をお借りし、私なりに改めて考えてみますと
      ・生太は4番目に乗っ取られた(これは確定でいいでしょう)
      ・「うねうね」は母親、もしくは相手の男性もの(確かに子供のものだというのは無理がありそう?)
      ・「うねうね」はめだまさんの部屋にあった、ということは4番目が持っていた、もしくは因縁のあるものだった可能性
      ・「うねうね」が生太の精神を揺さぶるキッカケになった(4番目の悪い念がこもっていたりしたかも)

      擬態、ということに関しては正直セリフ等の根拠が無いのでなんとも言えません。

      しかしその言葉をヒントに5番目に憑いていた可能性を考えました。

      別エンドではそうなっていましたし、様子がおかしかったことへの理由…には厳しいかな?

      腕を貰った時に4番目の残留思念も付いてきていて、「うねうね」と反応し年数は掛かったが最終的に6番目の気持ちを4番目が上回った。

      と直感ですがそんなストーリーが頭をよぎりました。

      もしかしたら真エンド時の年齢を見る限り、生太君に「うねうね」と同じものが自分の身体にも…というところで一気に忌まわしい記憶と呪いの念が甦り4番目が覚醒する時限爆弾のようなものだったのかもしれない…というのは深読みしすぎでしょうか。

      いただいたお二人のコメントをおいしい部分だけ貰ったみたいで申し訳ありません。

      削除
  2. 上のお二方の、うねうね、及び4番目の残留思念などにより生太が乗っ取られたかもしれない、という考察に加え、
    生太は5番目のお兄ちゃんと違い、なぜか魂となった1〜4番目達が見えているという事があったので、かなり早い段階から4番目に乗っ取られかけて魂側に寄りかけてる?のかなと自分は思いました!
    先程一通りクリアしたばかりで見落としなどで適当な事を言ってたら申し訳ないです!

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    1. 正解が分からないので、考えるほど混乱してきます。

      ちなみに5番目のお兄さんはタネと同化前の3番目とは会っています。

      しかしながら4番目はやろうとすればいつでも乗っ取ることが可能と示唆していたので、早い段階からという考えもアリかもしれません。

      私が気付かないことを指摘してくれるコメントをたくさん頂けるのはとてもありがたく思います。

      削除
  3. とりあえずトゥルーにはいるための選択肢の兄にいってもらいたいを選んだ時点で生きる意志が揺らぐ→四番目に乗っ取られるがいちばんしっくり来ました....
    うねうねは作者の性癖とかじゃないでしょうか....

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    1. そういえばその会話があったことを完全に忘れていました…。

      確かに分岐条件になる大事な話ですし、説得力があるように感じます。

      本当に私単独では考えつかないようなありがたいご意見を沢山いただくので、考察記事をまた別に作成しようか迷っています。

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  4. 色々考えていたところ「うねうね」に関する同じ意見のサイトにたどり着いたのでコメント書かせて頂きます。
    私の中では、6番目が持って生まれる5つの「???」はそれぞれが1~5番より引き継いだ『要素』だと思っています。
    ・4のうねうね。
    ・5の腕と3の脳はストーリーのまま。
    ・♂は母の2を孕んだ自身が女であることへの後悔。(「女になんて生まれるんじゃなかった」発言)

    うねうねは恐らく相手の男性のもので『4の遺伝子』というワードがしっくりくるかなと。
    3が4に対して「あの方の血はあまりにも濃い」と言っているので、4の持つ『遺伝的な猟奇的衝動』を陰毛という形で引き継いでおり、6は自身に毛が生えたことで4と同じ衝動に芽生えたのだと考えてます。

    消去法でいくと「ショウタ」は1のものとなりますが、
    ・小さい穴の先にある → 1は体が小さい
    ・母の「やっと会えたのに 生太…」 → 最近考えられた名前ではない
    と考えると少し苦しいですが矛盾はないかなと…

    ここからは大した根拠もないですが…
    6は乗っ取られたのではなく、あらゆる要素が揃ったことによって胎内での出来事を「おもいだす」だけで、行動自体は6の意思のように感じます。
    「おにぃちゃんに行ってもらいたい」という分岐はあくまでママを生かす選択肢と取れますので、2の本音を聞いた時点で復讐心が芽生えていたのかもしれません。
    6がママにあいたい『理由』は終始出てきません。愛情から会いたいのか復讐のために会いたいのか…とはいえ、最初から復讐心を持っているというわけでもなさそうです。(1と鬼ごっこをして初めて喜怒哀楽を得ているようなので)

    ちなみにご存知かもしれないですが、バグった画面の選択肢の文字化けを戻すと「マ�?、バイバイ」となります。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      5つの「?」については私も考えていましたが、結論付けることができなかった問題でした。

      言っていた考察のまとめの記事を作りましたので、よろしければご覧ください。

      「おもいだす」の下りは、考えがまとまったらそちらの記事に追加させていただくかもしれません。

      削除