前編はこちら。
【Friday The 13th :The Game】ゲームと映画の関係についての小話・前編
今回は後編です。
変わらず多少のラストバレがありますので、未視聴でバレが嫌な方はバック推奨です。
Part6 ジェイソンは生きていた！
「生きていた！」と言っていますが最初は死んでます。
トミーともう一人が復活させてしまうわけですが、その様子はゲーム内バーチャルキャビンにて再現されております。
この映画からジェイソンは完全に人外です。
また、バーチャルキャビン内の小物（２Fのバケツだったような）の説明文にて、棺桶内のジェイソンのシーンはCGが使われておらず、20リットルのミミズをスタントマンに浴びせたとなっています。うわぁ…。
個人的必見キルは車の内側から顔を押し付けるシーン。「頭蓋骨というか鼻の丈夫さすげぇな」と忘れられないものになります。
ちなみに、ジェイソンは子供を殺さない説はこの映画から来ております。
おそらくトミーが警察の協力を得られず、ゲームでは一人で登場する設定になっているのもこの映画が原因と思われます。
ゲームの登場人物
・トミー。顔、服装ともゲーム版そのままのトミーです。映画ではこれが最後の出番。
・ヴァネッサ（役名シシー）※似ているだけの可能性有り
Part7 新しい恐怖
ゲームのPart7が最近まで恐ろしく弱い設定になっていた元凶の映画。
首の鎖は前作でトミーが巻いたものです。
主人公は念動力、発火能力を備えたサイキック少女。
この女性がジェイソンを甦らせてしまいます。ですが、この女性が強すぎてジェイソンが首を吊られたり、転ばされて感電させられたり、燃やされたりと散々やられました。
ラストは死人を召喚する技まで披露してくれました。このシーンが一番怖いくらいです。
サイキックパワーで湖の底から上がれたと思ったら、サイキックパワーで沈められるマッチポンプを食らったジェイソンさんの心境は如何に。
ゲームをやっていると忘れがちですが、ジェイソンは基本的に水が苦手です。
溺れた記憶と、もしかしたら腐敗が進むという理由もあるかもしれませんね。
この映画でも最終的に沈められるので、ゲームでPart7に「水中スピードが速い」という長所が何故設定されたかは分かりません。
ちなみにジェイソンがチェーンソーを使うイメージですが、この映画で芝刈機を使っており、その印象が残ったせいかと思われます。
個人的見所はドリフのように屋根がジェイソンの頭に落ちるシーンと、ホームアローンオマージュみたいな階段で顔に電球を食らうシーンです。
見た目は一番カッコいいのに…
ゲームの登場人物
・デボラ（役名マディー）
・チャド（役名ラッセル）
・ビクトリア（役名メリッサ）ビクトリアについては間違っていたらすみません。
Part8 ジェイソンN.Y.へ
Part6以来、再び感電にて復活するジェイソン。
修学旅行中の学生がいる船にタダ乗りし船中で大暴れします。
主人公兼ヒロインは、過去にクリスタルレイクに行って水泳の練習をしたことが原因でジェイソンの幻影に憑り付かれています。
今の先生である叔父との練習風景は控え目に言って虐待でした。
ホッケーマスクが描かれている看板を見てキョトンとするシーンはどう見てもギャグです。
ニューヨークに上陸した後は初めての電車に乗ったりもしますが、一般乗客には手を出さないあたり、ジェイソンの基準がよく分かりません。以前は通行人も手に掛けていますので。
個人的シリーズ１の見所は、街中でチンピラに絡まれた際、仮面をチラッと外して脅すシーンです。もはやコメディ。
ラストシーン、主人公達はどうやって脱出したのか、ジェイソンはPart9までの間にどうやってニューヨークから家に帰ったのか今でも気になる所です。
あの海水が沁みそうな身体ではるばる泳いだんでしょうかね？
ゲームの登場人物
ブランドン（役名ジュリアス）※似ているだけの可能性有り。
Part9 ジェイソンの命日
シリーズで唯一TSU○AYAにナンバーが無く、取り寄せした思い出。
配給会社が変わり、ガラッと雰囲気も変わった一作です。
ジェイソンの魂みたいなものが憑り付き、その人がジェイソンになるというSF要素があります。憑依した人間に自分の心臓を取り込ませたり。
実装予定だったパラノイアモードはここから着想を得ているのだと思われます。
超面白そうだったのに…。
ヒロインはなんとジェイソンの姪っ子。ジェイソンを倒すのに実は血縁が必要とか、トミーとはなんだったんでしょう。
ラストはフレディvsジェイソンの前フリで終了。
フレディの爪とか出していいのかと思いましたが、外伝的なストーリーなんですかね。
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Part10
実装される予定だったメタルジェイソン登場の映画です。
しかしあれは改造後の姿であり、実は今までの姿でも結構動いています。
メタルジェイソンは宇宙空間でも少し泳げるくらい丈夫。
地球がアレになったので455年後（だったかな？）の宇宙船内で主なストーリーが進行します。
アンドロイドと軍曹が恐ろしく頼もしく、この二人をゲームに出そうと思ったらステータスの上限を超えそうです。
ラストはお星さまになりますが、一応次回作への引きも作っておいた感じですかね。
クリスタルレイクに滅んだはずの人類がいて、ジェイソンは燃えながら奇跡的に地元の湖に落ちた模様。生死は不明です。
フレディvsジェイソン
洋画はクロスオーバーが好きですよね。
拝見はしましたので、ざっくり書いておきます。
前半フレディのターン、後半ジェイソン盛り返し、です。
一端追い込まれてからの攻勢、まるで主人公のよう。
全体的にはフレディが軸になっているストーリーのように感じましたので、13金ファンとしてみるとそこは残念。
ただいつものジェイソンの活躍は当然ありますので、安心して観て下さい。
補足
ここまでで名前の挙がっていないカウンセラーは
・ケニー
・アダム
・エリック
の３人です。
エリックのモデルはゲームのクラウドファンディングでお金をいっぱい出した人
というのは割と有名な話ですが、他は分からなかったので海外wikiを見てみました。
Adam Palomino is one of the four Kickstarter backers who donated $10,000 to be put in the game as a counselor. The others being Brandon, Kenny, and Eric.アダムは、1万ドルを寄付した後援者の一人です。他はブランドン、ケニー、エリックです…？
ええ！？私はコレ初めて知りましたよ！
彼らはエリックと同様だったんですね。
アダムのキャラデザ自体はリメイク版の主人公「クレイ」らしいですが。
※同じようにブランドンもキャラデザだけはPart8から持ってきた可能性がありますので、書いたのはそのままにしておきます。
ちなみにリメイク版の13金は基本「Part3」です。
ダッシュしたり動きが機敏なジェイソンが見れます。
テイストとしては変に捻ったストーリーでは無く、13金の王道をなぞるという感じです。
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