ダイエット話~Part4~ 糖質制限の落とし穴



今までの食事を制限するだけでは危険!?

糖質制限でダイエットをしようとする時、まずは今までの食事から
ご飯や麺類などの主食を抜けばいいかな、と考えがちですよね。
しかしその方法はデメリットが生じます。

カロリーが不足すると悪循環に

1日の摂取カロリーには男女や年齢で差はありますが、20代での目安は
男性:2300kcal
女性:1800kcal です。
もちろん個人の食事スタイルにもよるでしょうが、単純に主食を抜けば
カロリー不足に陥りやすくなります。
そうなればどうなるかというと、身体はどこからかエネルギーを持って
こようとし、筋肉が分解されます。筋肉が分解されれば基礎代謝が減り、
どんどん太りやすい体になるだけでなく、怪我の危険性も高まります。

筋肉が減ってさらに脂肪が増えてしまうと、動くのがおっくうになるでしょう。
そうして気力まで奪われてしまう悪循環になりかねません。


カロリーを減らさず糖質を制限するには?

おかずを一品~二品追加しましょう。
たんぱく質を補給するため鶏肉料理などがオススメです。
できれば脂を多く含む皮のない胸肉、ササミがいいですね。
牛肉の赤身部分もいいらしいです。コスト的に頻繁に食べれる人は少ないでしょうが…

糖質制限は血糖値が上がらず、
食べても満腹感が無い!
これ、個人的に一番厳しかった部分です。本当に食べた気がしません。
なので、一品二品追加しても食べれると思います。
ただ、食べた気がしないといっても胃には入ってますので食べ過ぎには注意です。






コストが高い!

上でご説明した通り、主食が無い代わりにおかずを付け足すとなると、
食費がかさみます…

このあたりで炭水化物のありがたさに気付きます。
炭水化物は、安くお腹を膨らませるのにはとても重要な食品なのです。

さらに作る手間も増えますので、継続するにはこのあたりの折り合いを
つけることがとても大事になります。
最近ではコンビニ等で糖質を抑えたパン等が売っていますので、そういった
ものを上手く活用しましょう。




糖新生について

糖質制限ダイエットが痩せるというのは、「糖新生」という身体の作用を
利用しているからです。
脳の活動にはブドウ糖が必需品ですが、摂取されるブドウ糖が少なく、
肝臓に貯めてある在庫も切れた時に体内でブドウ糖を作るという反応です。
この時脂肪等を消費しているため、痩せるという訳です。
必要とされるエネルギーは150g/日ですので、一説ですが130g/日以下に制限すれば
効果があるとされています。
※糖質制限ダイエットについてはまだ研究が浅く、明確なガイドラインはありません。

デメリットとしてはここからですが、この糖新生の反応が起きる時、「ケトン臭」
というものが体から出ます。
おそらく個人差はあると思いますが、息や尿からツーンとするような匂いがします。
この匂いが気になってきたら、過度な食事制限をしていないか、運動も取り入れて
いるか、もう一度自身のダイエットを見直す必要があるかと思います。











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