すっごい久しぶりの"Friday The 13th :The Game"と13金全般にまつわる話です。
最後の記事は2023/06/1公開のこちら↓ですね。
【Friday The 13th :The Game】がとうとう販売停止、サービス終了へ...そしてまさかの新作ゲーム裁判が完全に終わったようだよというのと、その先の生まれ変わる?13金のゲームについてのお話となります。
文字ばっかりですみません。
これまでの確認
どこまで流れを追っていて、顛末はどうなったのかのおさらいをまずしていきます。
・2018年:ミラー氏がHorror, Inc.(ホラー社)を1作目まわりの脚本やキャラ権利で訴えた
・2018年6月:権利に抵触する部分のゲーム開発の停止告知、ただしこれの後も新機能や日本でのCS版の発売などはあった
※この段階で新コンテンツ展開は無理、ミラー氏は13日の金曜日ディレクター、ショーン・カニンガム氏との和解に向けての対話を拒否というニュースがあった
・2018年9月:なぜか開発がIllFonicから日本のBlack Tower Studiosへ移る
・2018年10月:ミラー氏勝訴→ホラー社控訴検討(結局してない?)→判決確定
・2023年6月:「Friday The 13th :The Game」権利期限切れによる販売停止、サ終告知
・「Predator: Hunting Grounds Game」が新作という話で終わっていた(!)
・この後、悪魔のいけにえを原作とする非対称ゲーム「The Texas Chain Saw Massacre」も発売されたが、2024年2月にBlack Tower Studiosへ開発が移行→2025年6月に突然のサ終宣言と同じような道を辿って批判された
これが本ブログで辿った「Friday The 13th :The Game」とその周囲の軌跡となります。
新たな展開
すっかりもう終わってしまった作品として「Friday The 13th :The Game」は刻まれていましたが、つい先日、
ホラー社の副社長Robbie Barsamian氏が「"new sequel(続編)"の映画とゲームを開発中だ」
ということを明かしました。
こちらのBloody disgustingの記事に詳しく載っていますが、インタビューで氏はさらに「まだ初期段階で正式に発表できるレベルにないが、現在開発中でリリースも予定している」と述べています。
え?じゃあ権利とミラー氏はどうなったの?と気になるところですが、Striker Entertainmentというところがホラー社及びFriday 13th LLC(Limited Liability Company、合同会社)と独占的パートナーシップを結んだという報道があり、このFriday 13th LLCにビクターミラー氏が所属しているとのこと。
つまり、裁判によって権利関係が明確になり、改めて13金のチームとして提携という形に落ち着いたというところです。
新たに13日の金曜日というコンテンツを展開していくことが可能になった今、今後はこのチームで今年45周年を迎えるシリーズにて「Jason Universe」というプロジェクトを進めていくということが表明されております。
新たに制作されているゲームが「Friday The 13th :The Game」の流れを汲むものなのかは明言されていないのでまだ不明瞭ではありますが、続編という言葉が使われていることと、ジェイソンユニバースプロジェクトには「This initiative also includes Friday the 13th: The Game and Crystal Lake」("Friday the 13th: The Game"やクリスタルレイクが含まれる)とのことでかなり期待はできるのではないかと思われます。
この辺は続報待ちですね。
あの当時の興奮と楽しさをまた味わえる、そんな瞬間が来ればいいなと願っています。
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