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可愛らしい見た目からは想像も付かないヘビーなデスゲーム和製フリゲ『デスゲームおかあさんといっしょ』

"デスゲームおかあさんといっしょ"という日本のフリーゲームをご紹介。

作者はポポカテペトルポンポン山氏。

タイトルから想像するような、やり合うアクションやホラーではなくテキストメインのサスペンスものです。

内容は思いテーマなので注意。

難易度…1/10

クリアまでの目安時間…30～40分

タイプ…サウンドノベル系

価格…無料

サイズ…124MB

プレイ時のバージョン…不明

実況・配信映え…繊細な話題ゆえ難しいかも

突然主人公にDMで送られてきたURLは、ビデオ通話アプリの部屋に繋がるものでした。

そこには妖艶な人妻と、自分と知らない男が４人。

ルームマスターである女性は「これから皆さんには賞金をかけて"ゲーム"で戦ってもらいます」と告げ…というストーリーです。

「デスゲーム」というと同じ部屋に集められて始まるという印象が強いですが、本作がなぜこうなのかはスライドでルールを説明された時に分かります。

デフォルメ調のかわいい絵柄ではありますが、人が人を殺す話には間違いありません。

これ以上はネタバレに踏み込んでしまうため、プレイ方法の案内を挟んで内容の詳しい紹介に移ります。

ダウンロードとプレイ方法

まずは以下のサイトURLへ。
https://novelgame.jp/games/show/8748

「ブラウザでプレイ」と「PC(Windows)版をDL」がありますので、お好きな方を選びましょう。

ブラウザならそのまま、ダウンロード版なら落としたファイルを解凍して「DeathMother」というアプリケーションを起動すればゲームスタート。

ここからネタバレ

"あの衝撃的なスライド"を見た後から物語は急展開していくのですが、これはいわゆる復讐による嘱託殺人のお話です。

愛娘に非道な行為を行って自殺へと追い込んだ同級生やその周囲、加害者を庇う学校関係者…。

キムラ母の「気付かなかった私の責任もあった」という負い目も憎しみへと変換し、この事件に関係した全てへ鉄槌を下そうとしています。

そのために集められた脛にキズのある男たちは、動機は様々であるものの"獲物"の奪い合いをする、そういう意味でのデスゲームに参加することを容認。

エンディングを迎えた後は、タイトル画面の左下にフォルダが追加されており、そこから真エンドを見ることができるようになります。

「優勝者からキムラさんへ送られてきた獲物のデータ」という工夫の凝らされた演出ですね。

なんとなく事件の概要と大人たちの胸糞の悪い対応は、北海道のあの事件を思い出させます。

フィクションとしか思えないくらい残虐な事件が実際にあったことを知っていて、それと重ねながらプレイしていた身として正直に言うと、最初から最後まで主人公の考えが１番理解できませんでした…。

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