『ぼくのえにっき』夏休みの絵日記を読むだけなのにホラーなフリーゲーム


"ぼくのえにっき"というフリーゲームをご紹介します。

作者はCentipede630 Kosai氏。

想定プレイ時間はなんと「1分」。

アクション性も何もない、夏休みの絵日記をただ読むだけなのですが、気付くと恐ろしい内容になっていき…?

最後にちょっと考察めいたこともやります。

ダウンロードとプレイ方法

まずは以下のサイトURLへ。
https://novelgame.jp/games/show/4055

ブラウザ上でのプレイも可能ですし、ダウンロード版を落として遊ぶことも可能ですのでお好みで。

ふりーむさんでも掲載されているのですが、そちらはブラウザ版のみでしたので上記サイトをご紹介します。

ゲーム紹介

クリックでページを送っていくだけ。

こんな感じで、よく子供が描いているような変哲のない絵日記です。

しかし、「なんかおかしくね?」となるまで時間はかかりません。

みんなのすいか、とは何なのでしょうか。

そしてどんどんおかしくなっていく絵日記。

最後には衝撃の真実が明らかになります。


ここからネタバレ注意。

ちょっとした考察のようなもの

ラスト間近で明かされる記事。

実は絵日記をしたためていたのは子供ではなく薬物中毒者でした。

人を殺め、家族でその人肉を食していたというようなことも読み取れます。

「みんなのすいか」等の表現はおそらくこれのことだったのでしょう。

ここまでは誰にでも分かるかと思います。


問題は誰が絵日記を書いていたのか、ということ。

記事から推察するに、

・登場人物は最低でも3人

・薬物を摂取していた男性、その息子と母親

・この母親は、薬物中毒の男、息子のどちらの母親かは明確になっていない(どちらとも 読み取れる)


以上のことから、8月19日の「ぼくのおかあさん」という文言が怪しい意味を持っているように思います。

普通に考えれば記事の主題になっている主犯の男が日記を書いていたのだと思われますが、もしかしたら殺害された息子のものだった可能性も出てきます。

そう考えると、「またおかしができました。おまえらがこんなことをするからたくさんできるのです」という文も最初に抱く印象と変わってこないでしょうか。

息子は愛犬を食べさせられていましたし…。

ただおかしくなった人のものと考えるより、悲劇に見舞われた子供のものと思って読み返すと全く違った世界が表現されているように見えます。


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