【名作】フリーホラゲ『つぐのひ 第3話』和風ホラーの真髄!分岐ルートまで攻略


名作フリーホラーゲーム"つぐのひ 第3話"。

つぐのひ紹介記事第3弾です。

作者様は死案(cyan)氏

第2話はコチラ。
【名作】フリーホラゲ『つぐのひ 第2話』見回し機能追加でさらにホラーに!ギャグ?エンドもあり 今回はビックリするとかはありませんが、結構ガチめに心に来ます。

未プレイの方でこれからプレイをしようと考えている方へ

・1話、2話で既にきつかった方
・感受性が強い方
に該当する方はまず記事をご覧になって大丈夫ならプレイしてみることをオススメします。

流れは和風ホラーの王道で間違いなく名作なのですが、その分しんどいです。

ゲーム開始前の注意書きですが、「あぁハイハイいつものやつね」と思わせてこれは効きますねぇ…。

いつもの通り、ネタバレ注意です。

今回も、ギャグというか気の抜けるシナリオは用意されています…。

この第3話はここまでの最長シナリオとなっています。


ダウンロードはこちらのサイトから。
https://www.freem.ne.jp/win/game/5658


日常浸食ホラー つぐのひ 第3話

episode.1 序章

今回の主人公は小学生のつぐみちゃん

「つぐのひ」というタイトルと関わりが深そうな名前です。
おや?「ぅ」?つぐみちゃん一昔前のギャル語の使い手でしょうか。
途中で買い物に向かうお母さんと出会います。

これはおそらく、娘の帰り時間と道を合わせて買い物に出ているんでしょう。

いいお母さんです。

ここで上に赤矢印が出ますので、上キーを押して見上げましょう。
お母さんの顔がちゃんと見えます。

つぐみちゃんもいい子ですね。
道中雨が降ってきます。早くも嫌な予感…。
「つぎのひ」
1話・2話とは違って主人公が小学生なので、ちゃんと服装が変わっています。
すでに様子がおかしいお母さん。

体格と手の細さの比率おかしくないですか?

「買い物バッグは持っている」とは言っていますが…。
その手には何も見えません。

「つぎのひ」
とうとうその日はそのままお母さん戻ってきませんでした。
「お母さんらしき人」とすれ違いますが、もう明らかにおかしくなっています。
すれ違っても気付かないつぐみちゃん、いつもの鈍感系かなと思っていたらちょっと感付きます。

今までの主人公とは一味違う?
そして…「つぐのひ
やっぱりお母さんは帰ってこなかった様子。
あれ?向こう側に何か…。
やはり見られています。
もうただのご老人も怖い。
お母さんじゃない何かにも見られています。

これでエピソード1は終了。


episode.2 異変

次の話に行くと、一応選択画面らしきものは出ますが前のエピソードには戻れません。

この画面、「記録」を選んでセーブしてから戻ると画面が変わります。

簡単に言うと怖くなります。
タイトルキャッチもそれぞれチャプター毎に用意されています。
オープニング?「つぐみちゃ~ん」と呼ぶ声が。
あら、お父さんが出てくるんですね。

帰り道を一緒に歩きます。

まだ明るい時間帯に、仕事の都合もあるでしょうに娘さんを気遣ってくれている?
やはり、話が進んでもお母さんは家に帰っていないようで。
家まで競争だ!と言って元気付けようとしてくれているのですが、走り方怖いよパパ
あー…いますねぇ。お母さん凄い所に立ってらっしゃる。

「つぎのひ」
お母さんのことは警察に届けてあるようです。

こういった怪談で警察が介入してくるのは珍しい展開のような気がしますが、そうでもないんでしょうか?
性別がいまいち分からない警官にお父さんが話しかけます。

お母さんのことで、行動範囲を巡回してくれているのでしょう。

ここで赤い↑が出ますので、キーを押してちゃんと警察官の顔を見上げましょう。

シカトするとアナザーエンド(下で解説)へ行ってしまいます。
やっぱりいますよねぇ…しかもセットで。

密閉空間の中にいるって怖い。

良く見るとお母さんっぽい方は外にいるんですね。

「つぎのひ」
子供がそういう事言ったら悲しくなるから…。
あれ?警察官がいないと思ったら、代わりにごっつい派手なのがいます。

つぐみちゃん気付きません。

パトカーの窓には手形っぽいものが見えます。
通り過ぎると…警察官が中に…

あれではもうダメそうです。
つぐのひ
スタートからパトカーのサイレンが鳴りっぱなし。

前まではいなかった野次馬らしき人もいますね。
警察官がザワついてて、パトカーがあったあたりには立ち入り禁止のテープとブルーシートが。

間違いなく、前の日に車の中にいた警察官が変わり果てた姿で発見されたのだと思われます。

ゲームの都合上しょうがないのですが、こんな事件が起こった後に小学校の通学路が変更されないことこの警察官のみ物理的な攻撃を直接受けていることにちょっとした違和感が。
(前作の主人公はミラーにされて破壊されたので、生身の体に攻撃は受けていない)

「おまわりさんがいっぱいいて安心」っていうつぐみちゃんはやはりこのゲームの主人公たる資格を持っているよう。

明らかに何らかの事件が起こっているし、子供の頃って警察官という存在は何となく怖い存在ですよね?
そして赤い傘の何かが。
このエピソードが終わるとこんな画面に。

セーブして戻ると…。
警察官がこんな姿になってしまいます。


episode.3 拐引

このエピソード名「拐引(かいいん)」は、【だまして人を連れ去ること】等の意味があります。

誘拐と意味はほぼ一緒みたいですね。
黄色のセリフは警察官のセリフでしたよね。
 あ、青のセリフはお父さんなので何か口論をしているようです。

ん?この前も「常時巡回している」とお父さんに言った警察官って…?
やっぱりこの人

笑われて腹が立つのは分かりますが、相手の顔色顔色。

土気色を通り越して灰色ですよ。
お父さんはおそらく職場に無理を言って早く上がっているのでしょうが、そんな話を娘にしているより先に、あんな場面を子供に見せてしまったことをまず謝るべきかと思います。

いくら心の余裕が無くても、相手に非があっても子供に気を遣わせてしまうような姿はあまり見せていいものではありません。
もうなんかパトカー内がエラいことになっています。

これはパトカーごとこの世のものでは無いんでしょうか?
この電柱、妙な感じになっているような気がします。

「つぎのひ」
尋常ならざる声でつぐみちゃんの名前を呼ぶ声が。

お母さん?
振り向いても、そこには誰もいません。
そしてこれで、つぐみちゃんの張りつめていた糸が切れてしまいます。
向こう岸に一応その姿は見えます。
あっちにあなたいたでしょう。

後ろ付いて来ないでください。

こんな小っちゃい子が泣いているんですよ。
つぐのひ
最初からこの天候は嫌な予感しかしません。
ちゃんとした口調で名前を呼ばれます。
ちゃんとしたお母さんがそこには立っていました。

しかし、こんな天気で雨具無しはおかしい。

この段階で塩蒔いてやりたくなります。
しかしそこは小学生、今までの感情が爆発して抱きついてしまいます。

しょうがない。
姿、雨の色が一瞬にして変わります。

予想通りなんですが勘弁してください。
赤い↑が出ますが、見たくないですねぇ。
ちらっ。
絶叫。そりゃあね…。
その後、2人の姿は消え、新たに電柱と標識がそこには並びました。
エピソード後の画面。
セーブ後。


episode.4 誘ひ

ラストのエピソードです。

さて、ようやく終わりが見えてきました。
このストーリーはお父さんが進行役ですね。

お母さんに続き、つぐみちゃんも消えてしまい、張り紙を作成して捜索している模様です。

かなり思いつめている様子。
向こう岸が歪んでしまっています。
道中、(おそらく)折れている電柱が目に入ります。

これはつぐみちゃんが消えた時の…。
電柱多くないか?と聞く以前に多過ぎます。

電柱って、結構細かく間隔等が決められていて、地権者の問題も合わせてちょっと移設するだけでも面倒なものなのです。

こんなに密集することは通常では有り得ません。
そしてやはり元凶のコイツ。

ここにいました。

「つぎのひ」
「おとうさぁ~ん」「あなた~」と呼ぶ声が聞こえます。

背景はさらに歪みが酷く。
幻聴だろう、と考える父が通り過ぎると、標識のところには…。

「つぎのひ」
またもや呼ぶ声が。

つぐみちゃんのポスターは何か禍々しい姿に変わってしまっています。
電柱はもうほぼ折れて、全てから血が流れています。
自分を呼ぶ声は、この標識から?
その横には、巨大化したヤツの顔。
直接ガッと掴まれてしまいます。
そして父はそのまま…。
残されたのは、新たに立った太い電柱。

つぐみちゃんの時の電柱より前に立っていると思われます。
そして、「つぐのひ」…
標識を真っ直ぐ見るくらいの視点になります。

あそこに標識があるということは、父は電柱に変えられた訳ではない?
父はまだ気付いていませんが、奥さんとつぐみちゃんがいます。

その向こうからヤツが。
 母の姿の何かを、ガブリ

上半身が…。
そしてそれはつぐみちゃんにも近づきます。
同じように削り取られるのを見ているしかない状態。
標識ごとでした。
最後は自分にも向かってきて、本編はエンド


episode.? ???

「誘ひ」が終了すると、その下に選択できる空白のスペースが。

これを押すと、エピローグ的なものが始まります。
折れた電柱、折れた先から手が這い出している電柱、黄色い傘が刺さっている折れた標識。

左の電柱はお母さんの象徴だと思われますが、これは取り込まれたのがお母さんなので折れてもいるし怪異もいるということですかね。

右の2本はただただ無残な姿です。
最後には奴のドアップが。

ちなみに、↑の標識には「モデルにしようと親子連れを撮った写真が実は誘拐犯と子供で、知らずにデザインに採用してしまった」という都市伝説があります。

このストーリーは、おそらくそれもモチーフになっているのだと思われます。


一応、その説は公式に否定されています。


分岐シナリオ

2話に引き続き、この3話にも隠し?シナリオがあります。

相変わらずいい感じのふざけたシナリオなので、本編後の落ち込んだ気分を回復させるのにプレイしてみて下さい。

分岐点は、ここ

エピソード2の2日目、警察官に初めて会うところで上を見ずにシカトして先へ進むとアナザーシナリオに入ります。

この翌日、
なんか凄いガタイの何かがつぐみちゃんの隣にいます。

その腕は人間のものじゃない気がしますね。
お母さんのセリフ色です。

しかし「お母さんがいなくなった」と言っています。ということは…?
はい、でした。

まだ第2話の兄と同じ人種とは確定してません。

子供に対して、母親がいなくなった心労を軽くしてあげようとしているだけというのも考えられます。
筋骨隆々な手で何を言っているんでしょうか。

誰とガールズトークをするつもりなんでしょう。

しかし、一応こんな恰好は初めてで不安もあるようで、「似合ってるか?」とつぐみちゃんに尋ねます。
しかしつぐみちゃんはここで大きすぎるミスを犯してしまいます。

「かわいいね!」と言ってしまうのです。

これに嬉しそうに赤面する父。

そして「もうお父さんじゃなくお母さんなのよ」と言い放ちます。
やはり奥さんがいなくなったストレスで頭がおかしくなってしまったようです。
ほんの何秒か前に「キモイ」くらい言って強いショックを与えていれば結果は変わったのかもしれませんが、時すでに遅し。
当然、警察官にも止められて注意を受けます。
それを意に介さないどころか、天然で何故注意されているかも分からない様子。

もはやお化け以上のモンスターです。

翌日
加速度的に悪化する父の脳。
取り返しのつかない領域まで行ってしまっています。
何を言われても一切口を開かないつぐみちゃんですが、一応一緒に帰っているのは親思い?で凄いと思います。
ポリスに挨拶をした途端、拳銃を抜かれます。

自業自得ですが警官の方も大概ですね。

この気の短さは両津巡査長並みではないでしょうか。
?????????

考えていた10倍くらいこの警官もダメでした。

狂人同士が相対するとこんな意味不明な空間が生まれるのでしょうか?

「本来なら即連行するが、ちょっとそのスカートをまくって見せろ。そうしたら今日のところは勘弁してやる」

文字に起こすと取り締まる側のセリフに見えませんね。
このモザイクは私が加工したものではありません。

ゲームそのままです。

ここのつぐみちゃんの顔が凄い好きです。

あとはツッコミません。
自分で出させたクセにこの言い草。

こんなやりとりを見せられる女子小学生が憐れでなりません。
つぐみちゃんは固まっているので父(母)1人で移動します。

警官の横を通り過ぎる刹那、
こいつ笑っています。

国語の問題にいいかもしれませんね。

「ここで笑みを浮かべた彼の心情を答えよ」っていう。

そして「つぐのひ」。
メガ進化を遂げた変態がそこにはいました。
さすがのつぐみちゃんもこの変態の歩幅には付いてこず、ちょっとずつ離れていきます。
ちょっと遅すぎた反抗期。
娘に心からの悪態をつかれても笑みを浮かべています。

そしてかかるモザイク。
さすがの警官も2度見。
そして速攻で抜かれる銃。

町の人はここまでに通報しなかったんですかね。
何故か強気な「ちち」。俺って言っちゃったよ。
とうとうつぐみちゃんは泣き出してしまいます。

結局本編と同じくらいひどい目に遭ってしまいました。
しょうもない挑発に対して放たれた弾丸は残念ながら当たりませんでしたが、
変態の虚勢を剥ぎ取るには十分でした。

そして警官はつぐみちゃんに問い掛けます。
かわいそうに。
最終的には「この人」呼ばわりされますが、しょうがない。
当然、警官はこうなります。
しょっぴかれる父と見送るつぐみちゃん。

サイレンが鳴り響く中、このシナリオは終了です。


非常に長くなってしまって申し訳ありません。

これで第3話完結となります。



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