『エンターを押せばゲームクリアできます』というまさかのタイトルなゲーム。攻略や個人的解釈など


RPGアツマールに"エンターを押せばゲームクリアできます"(もりへー様作)という人気ホラーゲームがあります。

面白かったのですが、どこが面白かったのか言うとネタバレに触れてしまうのでここでは書けないのです!

この後にストーリーの読み解きトゥルーエンドまでの攻略最後に私なりの解釈を書いていきますので、そこではもちろんネタバレ注意です。

ゲームのプレイはこちらから。
https://game.nicovideo.jp/atsumaru/games/gm3403


とりあえず最初に押してみる


これだけ見るとネタゲーかな?という想像をします。

じゃあ押してみましょう。ポチっとな。

画面が暗くなり、人の歩く音、そして…銃声のような轟音
んん?クリ…ア??

矢印の場所に触れるとそれぞれもう一度夢を見るロードして続きからツイートする諦めるという選択肢が出ます。

クリアというか、これゲームオーバーですね。

やり直しです。


~ここからネタバレ~



ストーリー

とりあえず部屋の中を調べてみても何も見つからないので、1Fに降ります。

1Fを調べてみると、動いてない時計閉まっている窓、そしてソファーにうつ伏せになっている人物がいます。

2Fへ上がって部屋に入る瞬間、人影が見えます。これが進行するフラグです。
そして部屋→階段と戻ると、階段から下へ行けなくなっています。
再び部屋へ戻ると、人影がクローゼットの上へ移動しています。
ここは、何なんだろう…」と呟く主人公。

本棚を調べると、夢に関する本が入っています。

『夢の反対は現実だと言う』
『しかし、昔このような学説があった』
『夢の反対は現実だと思っている夢で』
『それはケーキのようにクリームの下にスポンジがあり、その下にさらにオレンジがあってまたスポンジがあるように』
『無限に続いているのだ』
『もちろん受け入れられずに流行することも無かった』

「暗い…」

「ぼんやりしていて、よく分からないけどここは夢の中だ」

「ここが現実だとしたら…」

「この先には、何があるのだろうか」と言うと、道が出来ます。

この道を行くと…
駅と思われる雑踏の音と、浴びせられる罵詈雑言

一通り聞き終わると、また目覚めて部屋へ。
この方は母親だったのですね。

ただ、この現状に主人公は違和感を覚えます。

追いかけて1Fに降りて、母親と会話します。
夢でうなされて酷い顔をしていたこと、主人公がいじめられていたこと、逃げるのもいいけど立ち向かわなければいけない時もあることを話されます。

そして、窓を閉めてくれと言われますが…窓は閉められません。

そしてここは現実じゃないことを告げられ、母親の姿が自分のシルエットに。

目覚める方法は分かるだろう?と言われます。
さらにソファーのスクラップを調べると最近近所で起きている強盗のことが分かります。

段々、この主人公の周りで起こったことが何なのか見えてきました。
今の状態は夢の中の夢。

そして自分の見たかった幻で、見る必要のあった幻なんだと気付く主人公。

ここから目覚めます
また雑踏の音とトラウマの過去。

次に目覚めると部屋の中に道がある状態。

さらに目覚めると普通の自室
一番現実に近いと思われる夢に来ました。

「ここで何かに向き合うしか手はないはずだ」と決意を固めます。
「目覚めたあとの悲劇」というのは、現実世界で起きた事件の事でしょう。

まず間違いなくこの一家は拳銃を持った空き巣の被害に遭うのだと思われます。

これを何とかしてみましょう。



エンディングへ

襲ってくる空き巣をどうにかする、と決めてからは自分の部屋を色々調べることが可能です。

この段階でのセーブを強く推奨します。
右下のスマホ段ボール×3クローゼットをそれぞれ調べると、後はいよいよ対決へ。

悪夢の連鎖を断ち切りに行きます。

そして、この夢と夢を切り替える感覚はエンターキーを押すような感じなんだろう、とここでタイトル伏線回収。
「エンターを押せばゲームクリアできます」というのは、その夢から逃げ(切り替え)て終わらすという意味だったのですね。

さて、いよいよ実行です。
この状態で出来ることは、

・スマホで通報

・クローゼットからバットを出す

・段ボールから無線式のスピーカーを取ってクローゼットに仕掛ける

・段ボールを動かして隠れ場所を作る

・段ボールから枕を取って布団に仕掛ける

です。

迫る足音で焦りますが、全部やっても時間は十分に足ります。

最低限バットがあれば…。
さて、空き巣の犯人を迎え撃ちます。

仕掛けた場合はスピーカーのリモコンのマークが出るので、それを押すと犯人の気を逸らせます。

スキを見て後ろから犯人をバットで襲撃してやりましょう。

犯人を気絶させると、実は通報の有無に関係なくその後警察に犯人は連行されます。

しかし、母は…。
これがエンディング①

犯人が部屋内に来た後、廊下に出ると…
これがエンディング②。その後部屋から出てきた犯人に…。

犯人が部屋の中を半周くらいすると?主人公を見付けてしまいバッドエンド。

これがです。


実は、ここの場面の準備物はバットだけで良く、犯人が入ってきたら真っ直ぐ向かうだけで問題無く殴れます。

目の前をウロウロしても何故か犯人にはかなりの時間バレません。

トゥルーエンドへの行き方

襲われる前の世界から分岐します。
ここでスマホを調べた後、1Fに降りて母親のところへ。
調べて母親のポケットにスマホが入っていることを確認しましょう。

これで準備はOK。

襲われる世界に飛びましょう。
ここでスマホを調べると通報の前に母親に電話を掛けて起こすことができます。

その後は普通にバットで殴りましょう。
これで自分&母親生存のトゥルーエンド

事件の情報を集めていた母を狙っての犯行だったと判明します。

そして、主人公はこれからも色んなことに向き合って生きていこうと決意を新たに。


時計の針は…動いていました。



どこからが夢でどこからが現実?

このゲームは、主人公が色々な世界を飛び回ります。

途中色々切り替わって分からなくなりますが、ここで良く考えてみましょう。

まず本棚にあった夢の本を思い出してみます。

「夢の反対は現実と思っている夢」

さらに、事件が起きて母親が被害に遭ったことを鑑みると、結論は「全部夢」なのだと思います。

最初の場面も母親がいること(倒れてるけど)、謎の人影があること、覚えの無い本が本棚にあることから夢だと考えられます。

主人公は、ただ夢から違う夢に飛んでいるだけなのではないでしょうか。

大変残念なことに、トゥルーエンドも結局過去に飛んでいるので主人公の夢の可能性があります。

この場合、最後に進んでいた時計の針は、母親を亡くすという受け入れられなかった現実を受け止めて前に進んでいくと決意を固めた主人公を比喩していることになりますね。


しかし、しかしですね、それでは救いがないので
パラレルワールドで母を救った説
もしくは
事件前から夢で、全てはイジメで塞ぎこんでいた主人公が自ら課した精神的試練だった(そもそも事件は現実で起きていない)
という説を唱えたいです。

特に2番目ですね。

そして恩がある母にお礼を言い、借りも返して、自らも強くなって。(夢ですが)

イジメで塞ぎこんで止まっていた主人公の時間がここから動き出すというのが一番幸せな解釈なんじゃないかなぁ、と考える次第です。



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