特に気を使わずにPCを使用していると、いつの間にかCドライブの容量が真っ赤になっていることがありますよね。
こんな感じです。
ここはシステムを動かすための大事なファイル等が保存されている場所ですので、空き容量が無い状態だとPCの動作が不安定というか、モッサリになってきます。
ただどうやって容量を確保すればいいのか分からない、という方にその方法を解説させていただきます。
※PCの扱いが苦手な方でも分かるくらいに、出来るだけ簡単な方法を用いるつもりです。
Cドライブの容量を空ける方法
1.ディスクのクリーンアップをする
「コンピューター」からCドライブを右クリック→「プロパティ」で出てくる画面から、「ディスクのクリーンアップ」を選択します。「開けられる容量を計算中です」のようなメッセージが出た後、クリーンアップ画面になります。
そこでOKを押すと、「削除するファイル」の中でチェックの入っている項目が削除されます。
ここで出てくる一覧の中には消してシステムに問題が出るものは無いので、自分で「これいらないかな」と思うものはチェックを入れて構わないでしょう。
ただ、この手順は簡単なのですがちょっと不完全です。
というのも、「空き容量が~MB(GB)増加します」なんて書いてありますが、何故か一部のファイルを消さずに残してしまって、結果そんなに空きを作れていないなんてことがままあります。
Windows側で消すファイル消さないファイルの基準があり、自動で振り分けしているようです。
可能なら自分で消してしまった方がいいですね。
その方法は3で。
2.データを移動・削除
Windowsには「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」等のフォルダが最初からありますが、これらはCドライブの容量を使っています。ここにデータをたくさん保存している場合、それをDドライブもしくは外付けのディスクに移動させましょう。
もちろん不要なら削除でも。
「ごみ箱」もCドライブの容量ですので溜まっていたら空にしておきましょう。
3.Tempフォルダ内のファイル削除
1で挙げたクリーンアップで何故か残されてしまうファイルの削除です。Tempフォルダというのはインストール作業等で一時的なファイル置き場として使われる場所ですが、その作業さえ終わってしまえば不要ファイルの溜まり場です。
長いことPCを使用していてクリーンアップをしていない場合、ここに大量のいらないデータが残っている可能性があります。
私は一番多いときで50GBオーバーの容量がありました。
場所ですが、まず共通で
C:\WINDOWS\Temp
「コンピューター」→「Windows(C:)」→「windows」→「Temp」
まずこのフォルダが1つ。
あとはOS別でVista、7、8、10なら
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Temp
「コンピューター」→「Windows(C:)」→「ログインしているユーザー名のフォルダ」→「AppData」→「Local」→「Temp」
XP以前のOSなら
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Local Settings\Temp
「コンピューター」→「Windows(C:)」→「Documents and Settings」→「ログインしているユーザー名のフォルダ」→「Local Settings」→「Temp」
この2フォルダがTempフォルダの場所です。
この中にあるファイルは、現在インストール等の作業中でない限りは消して特に問題無いものです。
もし今までCドライブの容量なんか気にしたこと無かった、なんていう方ならこの方法だけでかなりの容量を作ることが出来るのではないでしょうか。
まだまだ方法はあるのですが、簡単な対処法として以上の3つを挙げさせていただきました。
お役にたてれば光栄です。
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