奇妙な誘拐犯から逃げる和製フリーホラゲ『誘拐犯 Kidnappers』


"誘拐犯 Kidnappers"という日本のフリーホラーゲームをご紹介。

作者はgieko氏。

とても奇妙な誘拐事件を題材にした、オーソドックススタイルのかくれんぼ系ホラーです。

最後にストーリー解説もちょっとだけ。

個人的怖さレベル…3/10

グロ度…2/10

難易度…5/10

クリアまでの目安時間…15~20分

ジャンプスケア(ビックリ要素)無し
※ネタバレ防止のため黒塗り。ドラッグで反転してください

タイプ…探索&かくれんぼ系

価格…無料

サイズ…557MB

プレイ時のバージョン…1.00

実況・配信映え…アリ
ゲームを借りパクするクセのあるあっくん(今このネタ分かる人はいるんだろうか)の家に遊びに来たところ、突然謎の訪問者に襲われあっくんは連れ去られてしまいます。

襲撃者が家に入ってくる中、なんと主人公はこれ幸いと貸しているゲームを回収しつつ逃げようと画策。強心臓過ぎる。
基本は襲撃者から逃げながらゲームを集め、最終的には玄関からの脱出を狙います。

ただし鍵のかかっている部屋が多く、そのための鍵も拾っていかなければいけませんしゲームも7本全て集めないと外に出れません。
誘拐犯の追跡からはあちらこちらに不自然に置かれているロッカーに隠れることで逃れることができます。

ただし目の前で入ったりすると捕まりますし、床鳴りしたり開け閉めの物音ですぐ寄ってくる、さらには一部のドアにはスキルチェックがあるのがなかなか難しいところ。

その代わりに2回まではリトライできる仕様です。
集めるものは鍵とゲーム以外にもあって、これがマルチエンド方式である本作の分岐条件に関わってきます。

その詳しい条件とエンディングから分かるストーリーについてはもうちょっと下で解説をします。

ダウンロードとプレイ方法

まずは以下のサイトURLへ。
https://www.freem.ne.jp/win/game/32277

ゲームページ下部にある「Windows」から「ダウンロード」をクリックすることでダウンロードが始まります。

ダウンロードが終わったら解凍して「EscapeTheHouse」というアプリケーションを起動すればゲームスタート。

エンド分岐攻略と簡単な解説

ネタバレ注意です。

まず簡単にエンディングの分岐について。

・誘拐犯に3回捕まる→BAD
・手がかりを3つ集めずに脱出→NORMAL
・手がかりを3つ集めて脱出→TRUE

エンディングは以上の3つとなっています。

この3種のエンディングは、実際にはエンディングのTVの文言が変わるだけですが、それによって今回の事件の骨格が分かるようになっています。

BADエンド
「先日発生した男児2名誘拐」「有力な手掛かりが見つかっていない」

NORMALエンド
「男児誘拐事件」「児童の両親も行方が分からない」

TRUEエンド
「男児誘拐事件」「実行犯の男女2名逮捕」「8年越しの解決」

そしてTRUEに必要な手掛かりの3つは不妊治療の案内・過去の事件の記録・あっくんのアルバム
これらから推察されることは、8年前に誘拐された当時3歳の子供こそあっくんで、最初に遊んでいた家がTRUEエンドで捕まった誘拐犯の男女の家ということ。

そうなるとゲーム中に襲ってくる、プレイヤーが誘拐犯だと誤認する女が子供を取り戻そうとやってきた実の母親になります。

誘拐犯の夫婦は不妊で悩んだ末、子供を攫って自身の子供として育てていたのでしょう。

幼稚園時代からしかないアルバムはそういうことです。

さらに突っ込むなら、玄関であっくんがいきなり何かしらの暴力を受けたことから、日常的に虐待されていてそれを誘拐犯夫婦が見かねて連れて来た可能性もあります。
顔そっくりじゃないですか。

ノーマルエンドは「主人公は逃げたが、あっくんは実の両親が攫い返し揃って行方をくらました」(理由は不明)、トゥルーは主人公が情報提供をしたのか「この家の夫婦が捕まった」というエンドになるのですが、バッドだけはちょっと辻褄が合わないので世界線が違うのかもしれません。

襲ってきたのが実の母親の場合、報道が「男児2名誘拐」とはならないので、最初にいた家はあっくんの家で親も実の親、襲ってきた女が純粋な誘拐犯ということになるのでしょうか。

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