相談された怪異がホンモノであるか判定する和製フリーホラゲ『奇天烈相談ダイヤル』


"奇天烈相談ダイヤル"という日本のフリーホラーゲームをご紹介。

作者は法螺会:笹森簀児氏。

相談者の話を聞き、それが「ホンモノの怪異」なのかを判定するテキストメインのアドベンチャーです。

個人的怖さレベル…2/10

グロ度…2/10

難易度…6/10

クリアまでの目安時間…2~10時間

ジャンプスケア(ビックリ要素)無し
※ネタバレ防止のため黒塗り。ドラッグで反転してください

タイプ…特殊系

価格…無料

サイズ…350MB

プレイ時のバージョン…ver1-01

実況・配信映え…アリ
舞台は怪異が実在する世界線の1994年のパラレル日本。

主人公は「奇天烈お悩み相談室」という特殊な電話サービスの新人相談員ミサコとして、怪異にまつわる話を聞いてその真偽を判定する職務をこなします。
一応ホラーとして紹介はしましたが、どちらかというとオカルトとかミステリアスという表現の方が似合うゲーム。

怖さよりも覚悟が必要なのは最初のマニュアルのボリュームでしょう。(読まなくてもプレイはできるが少し支障は出る)
ゲームのルールは簡潔に説明すると
1.話を聞く
2.特徴から怪異を絞り込んでゆく
3.相談者の話と一致しているか確認し真偽を判定する
というものです。

本作は入国審査ゲーム「Papers, Please」から影響を受けているとのことですが、怪異の特徴から絞り込んでいく様は「Phasmophobia」を思い出させるようなシステムにもなっています。

奇しくも昨日ご紹介した「Your letter has been rejected.」も「Papers, Please」オマージュでしたね。

相談者の話と一致するかどうかというのは、例えば資料には「男の怪異」とあるのに相談者が見たものは「女」だったりしたら偽物の怪異、逆に全て一致していたら本物の怪異というようなことで、こういう違いを目ざとく見つけなければいけません。(一致しないから偽物です!と言っても実害が出ているようなケースはそれでいいんだろうかと思ったりしますが)
話を聞いている傍らで資料をパラパラめくり、その特徴に合った怪異を探してくというのは前述の通りですが、
・これに載っている怪異の数が「Phasmophobia」の比ではない
・調べている特徴が"正確"か分からない
・質問を間違えるとハートが1つ減り、判定を間違えると回復さえしない
というのがこのゲームの難しいところ。

有名な都市伝説で知っている怪異ならすんなりと調べることもできるでしょうが、時間制限がある中でアタリを付けていくのは簡単なことではありません。

話している相談者の顔を遮るようにウィンドウを開いたり話を遮ったりしてもダメですし、ノーマル以上の難易度ならメモも手動クリックの必要があるので、慣れるまではイージーで挑戦するのをオススメします。
無事に1日を終える毎にスコアが出て、最終的なランクに影響します。

最難関モードではあえて自分が怪異に襲われるなんてことも…?

ボリュームもあるしテキスト量もハンパじゃないですしボイスまで完備ですし、フリーとして配布しているのが不思議なくらい作り込まれている作品ですね。

ダウンロードとプレイ方法

まずは以下のサイトURLへ。
https://horakai.booth.pm/items/5487153
※Pixivアカウントでログイン必須

Boothで「ダウンロード商品」となっていますが、ゲーム本体は無料となっているはず。
支援したい方は本体+投げ銭プランを選択しましょう。

ダウンロードが終わったら解凍して「kiteretsu」というアプリケーションを起動すればゲームスタート。

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