『The Plight』家庭が崩壊する様子を追体験するアジアンな海外フリーホラゲ


"The Plight"という海外フリーホラーゲームをご紹介。

中国もしくはマレーシアあたりのとある家庭が舞台で、全体的にアジアンテイストです。

フリーとは思えないほどクオリティが高く、恐怖度もかなりのもの。

「どうやって幸せな家族が崩壊したのか」というのをたっぷり味わえます…。


ダウンロード方法

まずは以下のURLへ。
https://cellar-vault-games.itch.io/the-plight

ゲームページ中ほどにある「Download Now」をクリック。

このゲームは任意で作者様に寄付できる形式なので、やってから決める!もしくは今回はちょっと…という方は画像の「No,thanks~」をクリックしましょう。

その先に進むとすぐダウンロードが開始されますので、ファイルを解凍し「ThePlight」というアプリケーションを起動することでゲームを遊べます。

このゲームは珍しくWindowsキーが反応しないので、終わるにはクリアするかCtrl+Alt+Deleteでタスクマネージャーを開いて終了するしかありません。

ゲーム紹介と簡単な攻略

まずはオープニングと操作確認。

写真のおばあちゃんの顔が禍々しく変貌します。
その後、漫☆画太郎先生が描くババアのような髪型をした方が馬乗りで襲われています。

この人がおばあちゃんですが、上の男にも睨まれるのでどっちが敵なのか現時点では分かりませんね。
やたらガランとしたリビングでスタート。

生活感を感じるものはほとんどありません。
フラッシュライトを取って新聞をチェックしてみると、「地元の3人の子供が、3年以上前に亡くなっているのが発見された」という記事が。

ちなみにフラッシュライトはマウスホイールを回してカチカチ充電する方式です。
その上にあるキーボックスから鍵を取り、階段下の部屋へ。
そこにある新聞記事は「硬直した子供たちと一緒に、バラバラに切断された中国人の老婆が住んでいた家で発見された」かな?

とりあえずベッドサイドにあるキーボックスからまたを回収します。

そして2階へ。
階段のそばの部屋は大事な意味を持つ部屋になります。

現状はよくわからないオレンジの人形が置いてあるだけですね。
もう1つの部屋には、スケッチブックがあります。

中を1枚1枚見てみると

・「3人家族の絵」
・「子供が事故に遭った絵(車は炎上)」
・「おばあちゃんがどす黒く(?)、隣には先程の緑の子供の絵」
・「子供3人と、緑の子供の絵」
・「おばあちゃんと3人の黒い人影の絵」
・次は白紙、その次のページは破られている

これがバックボーンとして大事なことだと思われます。
そして1階の仏壇をクリックで調べてみると、自動的に三礼します。

ここからが本番開始。
階段を上ると落雷によりブレーカーがショートし停電します。


1人目の少年

素手で火花が散っているブレーカーを直しに行くという荒業を披露すると、後ろから引き出しの開く音が。

青い光が出ているところに調べるものがあります。

今回はテーブルの上とキッチンの引き出しに絵が。
食事と…毒?
ここまで調べると、テーブルの横に倒れている少年が出現します。

唯一このゲームで少し説明不足な点で分かりにくいのですが、ここは少年合わせて左クリック長押しの変形インタラクトで進みます。

すると過去のその場面がフラッシュバックし、戻るとテーブルに人形が出現。
その人形を2階の部屋に持っていき、棚へ。

このゲームはこれがワンセットで、何人分かの過去の回収をしていくことになります。


2人目の少女

次は1階階段近くのテーブル→2階スケッチブックの部屋のイス→スケッチブックです。

「Too Late」。

廊下に出ると軋んでいるロープ…。

1階に進み少女に特殊インタラクトします。
気功で吹き飛ばしているようにしか見えない。

この脱力感はなんなんでしょうかね。

回想の後、手すりのところに人形が落ちているので、それをまた例の部屋に持っていきます。


3人目の少年

次は人形の部屋のテーブル→階段の踊り場と絵を見ていくとどうやら水に関係するようで。

1階の浴室へ行き、蛇口を捻って水を出します。

するとプカ~っと。

ここゲームで一番ヤバイところです。

一通り回想が終わると、浴槽の縁に人形が出ますので例の部屋に持っていきます。


終わりと考察

4体の人形が揃うと、部屋に子供たちが集結します。

指差した先には一枚の絵が。

階段を降りるとテレビの前に誰かが座っています。

ちょっと近づくと…。
その何かが飛びかかってきて「続く」。
これで終了ですが、エンド画面がオシャレでかっこいいです。


スケッチブックを思い出してみると、事故に遭ったはずの「緑の少年」がその後のページにも出てきていることから、おばあちゃんに憑りついて年の近い生者を襲わせたように見えます。

子どもたちが襲われている絵にも笑顔でちょくちょく登場しますし。

おばあちゃんも新聞記事とオープニング通りその後殺されていますが、それは親の復讐だったのかそちらにも憑りついたのか分かりません。

しかし最後の絵を見るとちょっと状況が変わってきます。

黒いモヤモヤの前で緑の子が泣いていますので、もしかしたらこの子がそもそも大分前から憑かれていた

最後の化物がその黒いものの正体(もしくはそれと同化した緑の子)だと思われますが、身体の一部がオレンジ色なことから、そもそも生前から憑りついていて事故もコイツが引き起こさせたものだったのかもしれません。


ちゃんとした設定と伏線回収があってグラフィックも演出も良くフリーゲームとは本当に思えないクオリティです。

これ1つで完結しているようにも見えるのですが、実は製品版の予定が。
この記事執筆時点ではまだ「Coming Soon!」ですが、トレーラーを見る限り全く違うゲーム性に見えるレベルです。

ちょっと豪華になった家が無ければ同じゲームと分からないかもしれません。



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