9月の頭に人気チャットツールの「Discord」がゲームストア機能を開設すると記事を書き、今年秋に本実装となりました。
「Discord」がPCゲームの発売を開始すると発表!Steamに対抗か そして今回、その流れに追随するかのようにフォートナイトで有名な"Epic Games"も同じように(ベータ版ですが)ゲームストア機能を実装させました。
そして今回、その参入で業界に激震が…。
なんとSteamで販売を予定していたデベロッパー・パブリッシャー3社が販売を取り下げまたは延期を発表したのです。
その理由は、手数料にあります。
Steamでゲームが1本売れた時、その利益はクリエイター側に70%・Steam30%。
Epic Gamesではクリエイター側88%・Epic Games12%。
なんと1本で18%もの開きが。
ある程度の知名度や宣伝力があって、どこで売っても同じくらいの売り上げ本数を出せる見通しがあるなら「Epic Gamesだけで売るわ」となっても不思議では無いですね。
Steamでの販売を中止したタイトル
Satisfactory
【中止?】デベロッパーCoffee Stain StudiosのJace Varley氏がYouTubeに上げた動画で「Epic Gamesのみで販売する」と発言。Genesis Alpha One
【延期?】パブリッシャーのTeam17が「Steamでは2019年1月29日には発売しない」と発表。Rebel Galaxy Outlaw
【延期】デベロッパーDouble Damagesが手数料に言及し、「これがスタンダードになることを望んでいる」と発言。Epic Games以外のプラットフォームでの発売は12ヶ月後に延期することを発表。
さらにEpic Gamesでは、クリエイターサポートプログラムとして条件を満たしたゲーム配信者等に収益が分配される仕組みもあります。
簡単な例:条件クリア→ユーザーがそのクリエイターを支援登録→課金→一部が収益
詳しくは以下の公式FAQへ。
https://www.epicgames.com/affiliate/ja/overview?lang=ja
期間限定の無料でゲームをダウンロードできるサービスも実施が決まっています。
"Subnautica"(12月14日から12月27日まで)
"Super Meat Boy"(12月28日から2019年1月10日まで)
今後もこういったサービスが継続されるなら、ユーザーも増えそうですね。
これまでPCゲームのプラットフォームとしてはSteamがほぼ一強状態だったため、それに割って入る強力なライバルの出現でこれからは群雄割拠の時代に入ることになりそうです。
これからの各社の展開がとても楽しみですね。
ユーザー側としてはあまりに分散するのはちょっと面倒という側面もあるのは確かですが…。
Epic Gamesの簡単な導入方法はこちらで。
【Epic Games】ランチャーの超簡単なインストール方法と初期設定解説
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