フリーのホラーゲーム"7番目の怪談"。
ホラーといえば洋物に偏っていた当ブログですが、特にこだわりがあるわけでは無く面白そうなものなら何でも飛びつきます。
このゲームは、主に選択肢で進行するノベルスタイルです。
プレイはフリームのサイトから、「ブラウザ版を遊ぶ」のところで。
https://www.freem.ne.jp/win/game/18878
導入パート
主人公は高校の新聞部員。各部員で記事を書き、ネット上で一番人気を取った部員がご褒美を貰えるという企画を行っています。
そのご褒美の特集記事執筆権をゲットするために、オカルト記事を書くのに妙な噂が絶えない旧校舎を調査する、という導入です。
何故か日本ホラー・学生という組み合わせは新聞部になりやすいですよね。
伝説の「四十八(仮)」にもそんなシナリオがありましたね…。
このゲームはまずプレイヤーの名前を入力する形式ですが、
この四角部分の「終了」が結構見辛いですので注意。
この記事で紹介する際の名前は↑これで行きます。
旧校舎で起きる怪現象の噂を事前調査した結果、分かったのは七不思議のうち6つだけ。
七不思議には1つ足りません。
分かっている話では、老婆以外は有名な日本の怪談ですね。
保健室と口裂け女の組み合わせは珍しい気もしますが。
探索パート
旧校舎に入ると、時間までに色々調べることができます。これが探索パートで、「下校時刻まで待つ」を選ぶと進行します。
しかし、ここで各ヒントを得ておかないとクリアはほぼ不可能だと思われます。
直接のヒントは下の方にまとめます。
怪談パート
導入
探索が終わるといよいよお化けに会いに行きます。そもそも玄関から血塗れじゃないか。
これ見回りに来る警備員が気付くのでは?
と、ここでし○かちゃんから呼ばれます。
それはさておき同じ学校の女の子が立っていて、衝撃の一言。
「七不思議、全部見つけないと死んじゃうよ」
名前でふざけましたが、後々非常に大事な場面になりますのでここを覚えておいてください。
保健室→口裂け女
日本人で知らない人はあまりいないのではと思われる超メジャーなお化け口裂け女さん。ここで選択肢「きれい」「醜い」と選択肢が出ますが、どちらでも構わないです。
「私きれい?」に対して「きれい」と答えないと死ぬという通例もあったような気がしますが、多少優しいのでしょう。
正しい呪文を唱えると退散させることが出来ます。
逃げたり、呪文をミスするとお口ザクザクの刑です。
図書室→鎌の老婆
窓の外から開けて…と言ってきますが、何がいるかは分かっているので非常に開けたくない。ここは窓をクリックで進みます。
打たれ弱い老婆に正しい呪文を唱えると哀れ真っ逆さま。
空き教室→こっくりさん
歪んでいるこっくりさん。選択肢が出ます。質問は3つ選ぶと次へ進みます。重複でも可。
ここで正しい選択肢を選ぶとこっくりさん消失。
美術室→謎の声
「赤色と青色、どっちが好き?」とどこからか聞こえる謎の声が響きます。細かいところがちょっと違う派生がありますが、これも割と有名だと思われます。
世代的にぬ~べ~の「A」を思い出しました。あれはマジで怖い。
選択肢が出ますが、こことこっくりさんはノーヒントでも初見突破はおそらく可能です。
二階廊下→テケテケ
上半身だけで追いかけてくる、またもメジャーなお化け。ここは2択の選択肢のみですので単純。
捕まると恐怖ですが、ちょっと間抜けなテケテケです。
二階トイレ→花子さん
怪談と言えばやはりこの子。そこまでの5ヶ所をクリアしてからでないと姿を現してくれません。
まさにラスボス的立ち位置です。
ここも2択の選択肢が出ますが、実はどちらでも大丈夫です。
今までのヒントメモはお前だったのか。
そして驚愕のエンディングへ…
エンド前に各ヒントの在り処
探索パートで見つけられるそれぞれのお化け対処法です。
該当の場所を調べると見つけることができます。
こっくりさんは天邪鬼。
ということは、「こっくりさん、帰らないでください」と言えばオッケー。
赤と青以外の色、ということなので「黄色」をリクエストしましょう。
「途中で教室に逃げ込む」が正解です。
花子さんは「他のお化け全員と遊んだら会うよ」とあるだけなので省略です。
と、そこに映っていたのは…。
後日?教室で何やら話している女子たち。
ということは、「こっくりさん、帰らないでください」と言えばオッケー。
謎の声
左キャンパス。赤と青以外の色、ということなので「黄色」をリクエストしましょう。
テケテケ
中央右の壁。「途中で教室に逃げ込む」が正解です。
花子さんは「他のお化け全員と遊んだら会うよ」とあるだけなので省略です。
以下、重大なネタバレ
エンディング
花子さんに意味深なセリフを言われ、とりあえず手と顔を洗った主人公。と、そこに映っていたのは…。
後日?教室で何やら話している女子たち。
「知ってる?旧校舎に出る、の○太さんの噂」
「旧校舎の前で出ておいで」って言うと出る????
もしかしてあの時、玄関で呼んできた女子って…!
そうなんです。
この後も女子の会話は続きますが、七不思議の最後は、主人公その人だったのです。
主人公は自分が死んだことにも気付かず、ずっと旧校舎で怪談の取材をしています。
ただ七不思議は全部集めないと終わらないのですが、自分自身が怪談な事には気付けないのでずっとそのまま旧校舎に閉じ込められるのでしょう。
「7番目の怪談」というタイトルの美しい回収です。
主人公にとって幸せな結末ではありませんが、最後に伏線を綺麗に回収して物語を収束させるのはとても美しい。
クリア後
クリア後にはタイトル画面に「花子さんの怪談メモ」が追加されます。
ここには、7番目の怪談「さまよう新聞部員」が追加されていて、主人公のことが載っています。
その項には、大体の方がお気付きだと思いますが花子さんが主人公をやってしまったことが書かれています。
じゃあそれまでの七番目の怪談は一体なんだったんでしょうか…?
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