"デッドバイデイライト"のPC版で新チャプター「Portrait of a Murder」(殺人カラスの肖像画)の5.4.0PTBが開始されました。
それで判明した新しいキラー、カルミナこと「アーティスト」の能力の詳細を解説していきます。
固有パークとアドオンに関しては別記事で。
新キラー『アーティスト』
基本スペックは移動が4.6m/s、心音範囲32m、背が平均という殺人鬼で、リージョン等と同様のスペック。生前は政治の腐敗を暴こうとしたアーティストであったが、それによって腕と舌を切り落とされ殺されかけるという報復に遭った。
そこでカラスを使役する能力に覚醒したが、制御が効かず殺し屋もろとも一緒に拘束された友人たちまで全滅させたことで闇落ち、霧の森へ。
特殊能力:『さいなむ害鳥』
終わりなき苦悶の源から獰猛な荒れ狂った殺人カラスが集結し、黒インクのように漆黒の群れがやってくる。1.能力ボタンを押しっぱなしの状態でチャージし、攻撃ボタンを押すことで最大3羽のカラスを設置できる。
・トークンがマックスでないと1羽も出せないブライト式
・設置したカラスの数に応じてリチャージ時間が変わる
・高低差は調整不可
2.設置されたカラスは一定時間待機状態となる。
・設置したカラスの口から出ている線はサバイバーからは見えず、長さは能力をチャージした時に出ている直線と同じ
・設置状態のカラスはサバイバーがライトを照射することで消せる
3.アビリティ発動ボタンを押すと待機状態のカラスが一斉に放たれ、当たったサバイバーにはカラスが纏わりつく。
・この時、前述の"カラスの口から出ている線上"にサバイバーがいて当たった場合、ダメージが入る
※ただしカラスとサバイバーの間に障害物がある際はダメージ無し(設置場所がちょうど窓の高さのため、窓と倒れた板の上は通せる)
・カラスが纏わりついた状態のサバイバーにもう一度カラスを当てるとダメージが入る
・設置状態のカラスにサバイバーが触れても纏わりつく、もしくはすでに纏わりついているとダメージ→本実装で振りほどきゲージがリセットという仕様に弱体化
・カラスの飛翔距離は無制限で、障害物も全て無視できる
・当たらないものの至近距離をカスると殺人鬼の本能で強調表示される
4.サバイバーがカラスを纏っている際はカラスのオーラ表示がされるが、サバイバーは振りほどくアクションを行うことで逃れることができ、このアクション開始時からオーラ表示は無くなる。
・カラスを纏っているサバイバーに再びカラスを当ててダメージを入れるとカラスはいなくなる・サバイバーはロッカーに出入りすることで即座にカラスを払える
メメント
アーティストのメメントは、口にカラスを押し付け?植え付け?て腹を内側から突き破らせるというエイリアンさながらのもの。総評
付加効果が複雑ではあるものの、能力自体はカラスのみというシンプルな設計。能力の使用感はハントレスやエクセキューショナーあたりにとても近い?
距離無制限で障害物貫通!?強すぎ!となるかもしれませんが、
・高低差には完全に無力
・遠距離から発電中に当たっても近くのロッカーで出入りすればよし(当たったことで場所はバレてるので騒音通知も関係ない)
・板窓グル中にカラスを設置したらすぐに離れる
・とにかくカラスはすぐに振りほどく
という非常に分かりやすい弱点と対策があるので、そこが周知されると辛いキラーです。
さらにカラスを2羽以上設置してしまうと、そのカラスを当ててもサバイバーが即座に振りほどいた際に能力のリチャージが間に合わず、追撃のカラスを発射することができないというそれどうなの?という残念な制限も。
ただし、板や窓、小屋に至るまで生成とカラスの設置場所次第では詰ませることができるため、いかにサバイバーの退路を塞ぐかという詰め将棋的な発想力が試されるキラーです。
ハントレスや三角様、ネメシスのように飛ぶのに合わせてという戦法では間に合わないので、チェイス中にカラスを設置する時はトラッパーやハグのような感覚で。
それに加え板窓を塞ぐだけではなく逃げる方向を限定させるような追い方をし、あらかじめそちら向きにカラスを設置しておく、なんてことができるようになればチェイスはかなり強くなるでしょう。
巡回力はありませんが、カラスを飛ばすことで発電機の管理がしやすいのも良し。
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