フリーノベルゲーム"僕を殺す瞳"のちょっとした考察を交えながらエンディング分岐攻略をしていきます。
紹介の記事はこちらで、ゲームのダウンロードはこちら。
話題の大部分がゲームの核心部分についてなので、もちろんネタバレ注意です。
僕を殺す瞳、エンディング攻略
まずこのゲームのエンディングは４種類で、色々な選択肢によって変動する瞳に対するパラメータ次第で変わっていきます。
パラメータとは二週目以降に解禁されるHint表示で確認できる「優しく・冷たく」「頼る・頼らない」のこと。
例えば「優しくして瞳に頼る」、「冷たくして瞳に頼らない」等、２×２の組み合わせがエンディングの分岐条件になっており、またそれによって8/18のイベントも４種類に変化します。
これらは日々の選択肢によって変化し、8/31の到達を以てエンディングとなります。
各パラメータの変動
優しさアップ
・イベント選択肢で気遣うようなものを選ぶ(最初以外)
・「外で遊ぶ」→「カフェ」→「オレンジジュース・パフェ・ケーキ」を選ぶ
冷たさアップ
・イベント選択肢で突き放すようなものを選ぶ
・「外で遊ぶ」→「カフェ」→「コーヒー」を選ぶ
・「のんびり」→「次の日まで寝る」を選ぶ
頼るアップ
・宿題で瞳を題材にする(ヌードについては下記)
・「のんびり」→「膝枕してもらう・撫でてもらう・ハグしてもらう」を選ぶ
頼らないアップ
・宿題で「思い出を描く」を選ぶ
～ここから複数変動～
優しさ+頼らない
・「のんびり」→「瞳の頭を撫でる」
冷たさ+頼る
・宿題で瞳にヌードモデルをしてもらう
エンド１「僕を殺す瞳」
到達条件：【優しくする+頼る】
一番多くのプレイヤーが最初に見ることになるであろうエンディングです。
まともな選択肢とカフェメニューで優しさ数値を調整し、宿題で瞳の絵を描きましょう。
タイトル回収のエンド名で、さらにいかにもトゥルーな幸せエンドっぽい条件ではありますが、瞳は泣きながら主人公の元を去り、主人公もまた瞳の夢の呪縛に囚われたままというバッドエンドさながらの終わり方です。
なぜこんなことになってしまったのかというと、死んでいる瞳からしてみれば普通の恋人同士のような関係ではこの先幸せな未来は待っていないと気付いてしまったからでしょう。
いわゆる「あなたの優しさが辛かった」系。
結局二人は何も解消されないまま…しかし瞳は色々なところに出かけていますし、服も着れたりと一応実体はあるようなので(主人公以外から認知されているかは不明)、何とかならなかったのでしょうか。
瞳は主人公が生まれた日に亡くなっているという奇縁がありますが、守護霊的な存在としてずっとそばにいたのではなく、このエンドで分かるように近くにいる瞳とチャンネルか何かが合ってしまいずっと影響を受けていただけのように見えますね…。
エンド２「瞳が殺す愛」
到達条件：【優しくする+頼らない】
瞳の頭を撫でていると簡単に到達します。
主人公の行動が全く理解できずに瞳が消えてしまうエンドです。
それもそのはず、瞳は無償の愛というものを実親から一切教わっておりません。
見返りを求めずに愛情を与える、という一見素晴らしい主人公の行動は、瞳にとってなんでそんなことをするのか、という不安を生むだけの悪手となっていました。
エンド３「僕が殺す瞳」
到達条件：【冷たくする+頼る】
瞳に冷たく当たるのは地味に難しく、それに対応するエンドを見ようとすると大体ずっと瞳の目はコーヒー色。
こちらは瞳にヌードモデルを頼むことで比較的容易に到達できるものとなっています。
冷たくするのに頼るという主人公に虐待されていた父親の面影を重ねた瞳は、父親の元へ帰っていってしまいます。
果たして帰ると言っても霊体でどうするのかは分かりませんが。
利用されることを「頼られている」と錯覚してしまっているので、死に至るまで虐待から逃げなかった理由はこの辺にありそうです。
強制的な依存、みたいなものなのかなぁ…。
エンド４「瞳を殺す愛」
到達条件：【冷たくする+頼らない】
こちらはヌードモデルは使えないので本当にひたすらコーヒーを。
こちらは瞳も主人公も解き放たれるという、最もグッドっぽいエンドです。
虐待により純粋な優しさも頼る気持ちも理解ができないという瞳に対して、逆に一番突き放すような選択をすることが正解だったというのは凄い仕掛けですね。
あえて必要としないことで、そちらの方が瞳にとってはしっくり来たということでしょうか。
「未練」というのは、死してなお自分を誰か(主に父親)が必要としているかもしれない、その人のために何かしなきゃ、ということだったと思われ、実はそうではなかったと分かってやっと休むことを選択してくれたのでしょう。
オマケ
メインストーリーで獲得した服と色はエンドレスモードに全て引き継がれます。
服もまた然り。
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