フリーのホラーゲーム『つぐのひ』。
死案(cyan)氏作の、映画化もされた有名なゲームです。
続編と言うか違う話もあるのですが、今回ご紹介するのは第1話。
記事内でネタバレをされる前に自分で楽しみたい!という方は、以下のリンクからフリームのページに行ってダウンロードできます。
https://www.freem.ne.jp/dl/win/4381
短編なので、プレイ時間は5分ほどです。
日常侵食ホラー つぐのひ
第1話の主人公は男子中学生。操作は超簡単。左へ進むだけです。
中学生にしてはちょっと老けて見えるとか言ってはいけません。
何やらお腹が空いたようで、元気のない感じで歩いています。
工事現場から雑居ビルっぽいところを通り過ぎて…。
早速いましたよ。某映画のトシオ君に似てますね。
霊はともかく、こういう排気口の汚れがダラーってなっているのが何となく怖いの分かる方いらっしゃいますかね?
少年霊がいた路地っぽいところの隣は雨戸があるので民家かな?
珍しい建物の並び方のような気がします。
ともかく、ここまでくれば1日目終了。
「つぎのひ」
ちょっと主人公の体調に変化が生じています。
ちょっと成長した少年がいます。
しかしこの主人公全く気付かないですね。結構乗り出していますが。
「つぎのひ」
今度は少年がビルの入口に移動してきます。
路地がどうなっているかというと…。
真っ黒でエラいことになっています。
これはさすがに気付くのでは?
気付くことは気付いたのですが、
「あれ?なんか変だな」で済んでしまうこの中学生。
もはや鈍感を通り越して豪胆なのでは?
「つぎのひ」
なかなか自分の存在に気付かない主人公に業を煮やしたのか、直接肩に乗るという方法を取ってきました。
しかし、「なんか肩が重いなぁ…」で流されます。さすが。
路地に引きずり込まれた?
怖いのが苦手な方はここ注意。
そして「つぐのひ」。
タイトル回収。
もうパッと見でヤバイことになります。
空が不自然なほどに赤く、主人公はもはやなんの言葉も発さず口も半開きです。
黒さが増した路地に近づくと…本編終了。
日常のサウンドと、何もなかったような路地の映像で第1話は終わります。
果たして中学生はどうなったんでしょうか…。
左に進むだけ、というゲーム性でここまで表現するのは凄い。
「得体の知れないものが怖い」というジャパニーズホラーのツボを押さえまくっています。
タイトルの「つぐのひ」の意味は、「つぎのひ」から1字ズレている=ズレた世界に入ってしまった。
さらに「継ぐの日」という意味で、違う世界に継がれた(繋がってしまった)というところまで掛かっているのかもしれません。
※あくまで個人的解釈ですので悪しからず。
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