"ロボット少女は夢を見る -Robot Battle Championship-"というSteamのゲームをご紹介します。
可愛らしい手描き風グラフィックで描かれる、謎の女の子ロボットを強くしていくという日本のクリエイターによる育成シミュレーションです。
何故か初期から戦闘に対し並々ならぬ好奇心を抱いており、王者と大舞台で戦うというのが最終目標となります。
しかし主人公はお金の概念すら分からない、居住区も最底辺という何もない状態からのし上がっていかなくてはなりません。
ご飯？代が払えないとゲームオーバーになるので、ずっと強くなるための行動をするだけでなく仕事に行って日銭を稼ぐ必要もあります。
絵柄がシンプルなので印象でなんとなく簡素なゲーム性かと思いきや、実際にプレイしてみたら全くそんなことはありませんでした。
戦闘以外の部分でもスケジュールを管理しつつ、他キャラとの好感度や選択肢で上下する善悪のステータスも日常に影響してくるのでそれの管理も考えなくてはいけませんし、それらがいずれは巡り巡って戦闘にも影響を及ぼすことになるようです。
さらに自身の戦闘ステータスも細かく設定されており、複雑にバトルに絡み合います。
各部のパーツを拾ったり買ったりで装備して戦いに備えますが、その時の装備が立ち絵に反映されるのは製作者さんのこだわりを感じるポイント。
脚部の積載量が足らないと動きに制限が出るのは、まるでアーマードコアシリーズのようですね。
戦闘も距離＆行動順管理型で、かなり考えさせられる作りになっています。
戦闘中に会話してみたりすることでヒントを得るなんて意外なこともあるかも。
デモ版では最初の大会までのプレイとなりますが、完成した暁にはかなりやりごたえのある作品になりそうな予感がします。
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